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李大浩がKBO通算2000安打達成 日米韓ではあと4本で2700安打到達

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
KBO2000安打を達成のイ・デホ(写真:ロッテジャイアンツ/初報から差し替え)

かつてオリックス、ソフトバンクでもプレーしたロッテジャイアンツのイ・デホ(39)が、10月1日のKTウィズとのダブルヘッダー第1試合に3番指名打者で先発出場。3回裏の2打席目、先発のコ・ヨンピョ投手からライトのライン際に落ちるヒットを放ち、KBOリーグ通算2000安打を達成した。

2001年に慶南高からプロ入りしたイ・デホはリーグを代表する右打者として、2006、10年と三冠王を2度獲得。KBOリーグでは日米でプレーした5シーズンを除き、13年続けて100安打以上を記録している。

イ・デホの2000安打達成はリーグ史上14人目。ロッテでは今年到達のソン・アソプに次いで2人目となる。今年39歳のイ・デホは2年契約の1年目。来年2022年での現役引退を決めている。

◇イ・デホ通算成績

年度 チーム 打率 安 本 点

2001 ロッテ .500 4 0 1

2002 ロッテ .278 71 8 32

2003 ロッテ .243 37 4 13

2004 ロッテ .248 110 20 68

2005 ロッテ .266 119 21 80

2006 ロッテ .336 149 26 88

2007 ロッテ .335 139 29 87

2008 ロッテ .301 131 18 94

2009 ロッテ .293 140 28 100

2010 ロッテ .364 174 44 133

2011 ロッテ .357 176 27 113

2017 ロッテ .320 173 34 111

2018 ロッテ .333 181 37 125

2019 ロッテ .285 138 16 88

2020 ロッテ .292 158 20 110

2021 ロッテ .298 100 17 70

KBO通算   .308 2000 349 1313

◆「日米韓では2700本間近」

イ・デホはNPBでの2012年からの4シーズンで622安打、16年にはメジャーリーグで74安打を残し、日米での696本を合わせると2696本。2700本にあと4つだ。

日韓でプレーした選手では千葉ロッテ、巨人、オリックスに在籍したイ・スンヨプ元選手(元サムスン)の2842安打(韓国2156、日本686)に次ぐ数字となる。

年度  チーム   打率 安 本 点

2012 オリックス .286 150 24 91

2013 オリックス .303 158 24 91

2014 ソフトバンク .300 170 19 68

2015 ソフトバンク .282 144 31 98

NPB通算      .293 622 98 348

2016 マリナーズ .253 74 14 49

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※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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