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虎キラーのオースティン3安打で対戦打率6割超え/元カープのアンダーソンSSG入り<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
6号2ランを含む3安打のオースティン・ディーン(写真:LGツインズ)

27日のKBOリーグは4試合が17時開始、LGツインズ-KIAタイガース(チャムシル)は14時開始のデーゲームで行われた。

3-2でKIAが1点リードの4回裏、LGはヒットで出塁のオースティン・ディーンを一塁に置いて、6番のキム・ボムソクがレフトに2号2ランホームラン。LGが逆転に成功した。

試合は追加点を挙げたLGが6-3で勝利。3連勝とした。LGの4番オースティンは初回に先制の6号2ランを放つとヒット、二塁打、四球で4打席すべて出塁。3打数3安打2打点の活躍を見せた。

◆「対KIA戦の打率は6割超え」

LGのオースティンは打率を3割3分3厘に上げた。KBO2年目のオースティンは今季、首位のKIA相手にヒットを重ね、ここまでの5試合で14打数9安打1本塁打4打点。対戦打率6割4分3厘と「虎キラー」になっている。

映像:オースティン・ディーンの6号2ラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇4月27日(土)の結果

・LG 6 - 3 KIA(チャムシル)

 勝:イ ウチャン

 敗:ファン ドンハ

・キウム 0 - 11 サムスン(コチョク)

 勝:コナー

 敗:フラード

・SSG 2 - 5 KT(インチョン)

 勝:クエバス

 敗:キム グァンヒョン

・ハンファ 10 - 5 トゥサン(テジョン)

 勝:チャン シファン

 敗:パク チョンス

・NC 2 - 0 ロッテ(チャンウォン)

 勝:キム シフン

 敗:ナ ギュンアン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「元広島のアンダーソンがSSGへ」

SSGランダーズはロバート・ダガー投手を放出し、元広島のドリュー・アンダーソン投手と年俸57万ドル(約9,000万円)で契約を結んだと発表した。ダガーは6試合に先発登板し0勝3敗、防御率12.71だった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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