Yahoo!ニュース

【元汚部屋住人→整理収納のプロ】収納下手から収納上手になるためのたったひとつのコツとは!?

シンプリストうた暮らし研究家

収納下手な人と収納上手な人の違いは一体どこにあるのでしょうか。答えはひとつに限りませんが、自身の経験を通して、180度変わった考えがあります。それは、収納下手を克服するための大きなきっかけとなり、現在のシンプルな暮らしを維持することにもつながっていると言っても過言ではありません。

そこで今回は、汚部屋を脱出した整理収納アドバイザーが、「収納が苦手な人が収納上手になるためにやると効果的なたったひとつのコツ」を伝授いたします。

たったひとつのコツ→「空間を使いこなそうとしないこと」

苦手を克服するためには、「空間を余すことなく使わなければならない」という思い込みから手放す必要があります。限られた空間を効率的に使いこなそうと、ついあれこれ詰め込みたくなりますが、その詰め込み癖こそが、キレイをキープできない原因になっていることもあります。

リバウンドしてしまいがちな分野こそ物量を減らし、極力工夫しなくてもよいシンプルな収納にすることがキレイキープのカギとなるでしょう。

わが家の引き算収納実例

「使いこなそうとしない」ということはどんなことなのか、わが家で実践していることをご紹介していきます。

◎玄関収納

靴箱上の飾り棚は、季節のアイテムを飾っていますが、何となく心がざわついてしまったときには撤去します。何も置かないスペースを設けることで、空間が締まり、キレイをキープしたくなる効果がありました。

◎キッチン収納

引っ越しにより、パントリー収納がついたことでキッチン収納は工夫ゼロの「置くだけ収納」になり、キッチン整理や掃除にかける時間を減らすことに成功しました。

◎パントリー収納

パントリー収納は奥行きがあり収納量たっぷりでしたが、下段は防災備蓄品とゴミ箱のみで、上段は手前のスペースは空けて一目で分かる管理がラクな収納にしました。

◎洗面下収納

以前は、ストック品を大量に並べていましたがストックは別場所で一括管理することに。代わりに4つケースを並べて、個人ボックスを設置。それぞれで管理しやすくなり、使いやすい収納になりました。

◎リビング

引き算したのは、備え付けの収納スペースだけではありません。部屋全体でも、余白をとることを意識しました。「置けるけど置かない空間」を積極的につくっていくことが快適空間をつくるポイントです。

収納で悩んだら「引き算」から始めてみて!

収納で悩んだら、便利アイテムやサイズぴったりの収納用品を探すなど、「足すこと」をしてしまいがちですが、そんなときこそ「引いてみること」を意識してみてください。ハードルを下げることで、収納が苦手でも身の丈にあった方法を見つけることができるでしょう。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

プロフィールからフォローしていただくと、暮らしに関するお役立ち情報をいち早くチェックできます。

暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

シンプリストうたの最近の記事