【ゴルフ】テークバックで腕と肩の三角形をキープするために必要なこと

ゴルフ活動家

2021/12/12(日) 7:02

両腕と両肩のラインの三角形

スイングはさまざまなタイプがあって良いものだが、テークバックの基準として挙げられるものに、アドレス時の両腕と両肩のラインでできる三角形をキープする、というものがある。

しかし、多くのゴルファーは、三角形をキープすることができていない。クラブヘッドの重力に三角形が崩されてしまっているのだ。

三角形がキープできていたとしても、腕や手首を固めているために過剰な力みが生じているケースが多い。

腕や手に力みがあっては、効率よくクラブヘッドを加速させることは難しい。

ではどうすれば、力みなく、三角形をキープすることができるのだろうか。ポイントは、グリップにかける力だ。

グリップ、さらに細かく言うとグリップエンドを下げることでクラブヘッドは上昇する。このテコの原理を使うことで、力みなく、クラブヘッドの重力に負けずにテークバックすることができる。

クラブヘッドの重力と、グリップエンドを下げることによるクラブヘッドが上昇する力がきっ抗すると、三角形をキープすることができるのだ。

クラブヘッドをヨイショと持ち上げる（腕や手の力を上向きに使う）のではなく、グリップエンドを下げた結果クラブヘッドが上がる、という流れを作っていきたい。

左手の小指、くすり指、中指をクラブを支えるポイントにすることで、グリップエンドに力をかけやすくなる。

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プロゴルファーは「テークバックで三角形キープ」と言う事が多い。

ただ、プロゴルファーは、ジュニアの頃からゴルフをしており、三角形キープは感覚的に習得しているケースが多い。

グリップへの力のかけ方を考えなくても、自然とグリップに適した力をかけてテークバックすることを体で覚えてきているのだ。

多くの成人してからゴルフを始めたゴルファーは、自然とはグリップに適した力をかけてテークバックすることを覚えられない。意識して、その感覚をつかんでいくしかない。

腕力に頼って手首を固め、三角形をキープしようとしても、三角形をキープすることは難しい。できたとしても、しなやかにスイングすることは難しく、理想のスイングには近づかない。

クラブヘッドの重さが与える影響を考えながら、しなやかにスイングできるテークバック時のグリップへの力のかけ方をつかんでいきたい。