日本代表次期ヘッドコーチ選考について。そもそも公募って何?【ラグビーのサブスク】
ラグビー日本代表の次期ヘッドコーチの選考が話題を集めている。
統括する日本ラグビーフットボール協会(日本協会)は公募を経て選ぶとしていて、候補者のひとりで、クボタスピアーズ船橋・東京ベイのヘッドコーチであるフラン・ルディケは、11月に2次審査の面談をおこなうと明言している。
「会社側は(日本代表ヘッドコーチへの)就任にOKを出してくれています。この仕事自体は私にとってエキサイティングです。ただし、未確定な要素が多い。いまは、今季のスピアーズでどれだけのことができるか(に注力する)。先を見すぎずにやっていけたら」
一体、誰がヘッドコーチになるのかと同時にファンが気になるのは、「公募」の何たるかではないか。
既報通り、日本協会はかねて選考業務の一部をオジャーズ ベルンソン社に委託している。
国際的な指導者採用実績のある同社のもとで公募をおこない、リストアップされた面々を絞り込み、最終的には、ヘッドコーチ選考委員会、および日本協会の土田雅人会長、岩渕健輔専務理事が決断する。
本稿では、この公募に関する岩渕専務理事の問答を紹介する。
ワールドカップフランス大会前の8月9日、日本協会の定例理事会後の会見にて、指揮官選びにおける公募の位置づけ、意味合いが語られている。今後を読み解くための前提条件として共有されたい。
——公募のシステムとは。
——そもそも、なぜ第三者機関を設けたのか。
——ヘッドコーチはいつまでに決まるか。
日本屈指の国際派として強豪国との連携強化を進める岩渕氏が、このような問いに応じている。
以下、共同会見時の一問一答の一部(編集箇所あり)。
——公募のシステムとは。
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