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【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5(短文穴埋め問題)にチャレンジ(1)!

番場直之英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日はTOEIC Part5対策として、時事ネタを使った短文穴埋め問題にチャレンジしましょう!それでは問題です。

問題

Some celebrities decided not to participate in the Olympic torch relay ------- scheduling conflicts.
(A) despite
(B) due to
(C) instead of
(D) because

解答

正解は(B)です。

まず、選択肢から見ていきましょう。選択肢には前置詞(despite、due to、instead of)と接続詞(because)が並んでいます。ここで注目すべきところは「due to」と「because」です。「due to」は「~のために」「because」は「~だから」という意味でどちらも、何かの原因・理由を説明する時に使われます。この2つの表現の違いは、「due to」は前置詞「because」は接続詞として使われることです。

意味の似ている前置詞と接続詞が選択肢に含まれている場合、そのどちらかが正解になることが多いです。

前置詞は名詞の(ことば)なので、その後ろには名詞が来ます。接続詞には文と文を接続する機能があるので、その後ろには文(主語(S)と動詞(V)が含まれる語の塊)が来ます。つまり、問題を解く際に、空欄の後ろが名詞のみであれば前置詞を選び、主語と動詞があれば接続詞を選びます。

この問題では空欄の後ろには「scheduling conflicts(スケジュールの調整がつかないこと)」という名詞の塊が来ているので、空欄に前置詞が入ることがわかります。

本文を見てみると、聖火リレーに参加しないことを決めた原因・理由がスケジュールの調整がつかないことになるため、その他の前置詞「despite(~にもかかわらず)」、「instead of(~の代わりに)」は意味的に入らず、(B) due to (~のため)が正解になることがわかります。

ちなみに問題文に出てきた「celebrities」ですが、日本語の「セレブ」とは少し意味が異なります。日本語で「セレブ」というと、裕福な暮らしをしている人のイメージがありますが、英語の「celebrity」は俳優、スポーツ選手、ミュージシャン、作家など多くの人からよく知られている有名人を意味します。お金持ちでなくても「celebrity」にはなりえるんですね。

英文訳

Some celebrities decided not to participate in the Olympic torch relay due to scheduling conflicts.
一部の有名人はスケジュールの都合がつかないため、オリンピックの聖火リレーに参加しないことを決めました。

語彙

celebrity: 有名人、著名人
torch relay: 聖火リレー
participate in: ~に参加する
despite: ~にもかかわらず
due to: ~のために
instead of: ~の代わりに
scheduling conflict: スケジュールの調整がつかないこと

以上、時事ネタでPart5(短文穴埋め問題)にチャレンジでした!
もっと問題を解きたい方はこちらの全問題リストをご覧ください!
【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5全問題リスト(年月別、問題種類別、トピック別)

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英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

英会話フォービー代表。明治大学理工学部卒業。システムエンジニアを経て、外資系コンサルティング会社勤務。一橋大学大学院にてMBAを取得し起業。TOEICは1999年から毎年受験し、受験回数は100回超。初受験の500点台から990点(満点)までスコアを上げる。現在、大学、企業、英会話スクールにて幅広い層の学習者を指導。また、語学教材の執筆、英語学習者向けYouTubeチャンネル「ForBenglish」(登録者数13万人)の運営を行う。

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