【さいたま市】2年前閉店した人気店が!まさかの「元々あった場所」で再オープン!
大宮駅西口がまだラーメン激戦区ではなかった頃から存在した名店のひとつに「蕾 煮干し分家(つぼみ にぼしぶんけ)」さんがありました。ほどよい煮干し感のある中華そば・つけ麺は支持者が多く、いつ行っても混雑している、そんな印象のあるお店でした。個人的には「本日のバリ煮干しそば」というメニューが好きで、訪れた際の注文は8割方こちらでしたね。
そんなお店が突然閉店してしまったのは、2020年8月のことです。急に訪れたそれにより、西口からあの味は失われてしまいました。ちなみに「分家」の名前のとおり、本家は東口にありますので、味そのものが消滅してしまったわけではありません。
ところが!久々に大宮駅西口の新店チェックをしていると、懐かしい名前が飛び込んできます。何かの見間違いでは?と思いつつ確認すると・・・まさかまさか2年の時を経て「蕾 煮干し分家(注:正式名称は 麺屋 蕾 分家)」が復活しているようなのです。10月10日にオープンしたとのことですから、もう1ヶ月も前のことでした。
早速お店に行ってみますと・・・おお、おお、まさにあの見た目そのままの店舗。それもそのはず、この場所は「蕾 煮干し分家」さんが閉店後、別のラーメン店が居抜き(内装そのままで使うこと)によってお店を運営していたのですが、残念ながらそちらは閉店。その場所をさらに居抜きで新たに「蕾 分家」さんが使っていますので、これはすなわち「店舗の内装も外装も元のまま」ということです。そ、そんなことあるのかーっ!?正直なところ、初めて目にするケースです。
さっそくオーダー(食券購入)しようとしたところ「バリ煮干しそば」が見当たりません。残念。しかしスタンダードな「煮干し中華そば」はあるようなので、そちらを選択。ちなみに他には定番の濃厚煮干しつけ麺、新メニューの煮干し油そばと豚骨醤油ラーメンがありました。豚骨醤油は家系をイメージしているようで、煮干しが苦手な人にはこちらが良さそうですね。
さて、「煮干し中華そば」ですが、基本のテイストは依然と同じものの、細部に変化が感じられます。特にメンマの代わりにエリンギを入れるというなかなか珍しい選択により、ラーメンでありながらも西洋料理っぽいテイストが加わっていて、これは以前より進化させようという心意気を感じますね。チャーシューもほろほろタイプではなく、あぶりと低温調理の2種類に変更です。
あらためて新旧の中華そばを比べてみますと、想像以上に違ってますね。特に具が一新されています。麺は以前と同じ会社のものでした。
最終的に、依然と同じような感じに落ち着くのか、進化させてくるのか、これは「以前のままのお店が復活」したのではなく、「新しい支店がオープンした」と受け止めるのが正しそうですね。良い意味での味のブレを楽しみつつ、どこに収束していくのかを、ファンとして楽しみに待ちたいと思います。
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蕾 分家
埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-159
営業時間:11:00-15:30、17:00-22:00
日曜定休
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