夏のお花を10倍咲かせる摘芯と切り戻し【ガーデニング初心者にもわかりやすく解説】
今の時期真夏に満開に咲くお花がたくさん販売されていますし、マリーゴールド、ペチュニア、ニチニチソウ、ジニアなどそのままでも夏には素敵になりますが、植え付け時に摘芯というテクニックを使うと、数倍のお花が咲いてきます。
お花のお手入れは植えた時からお花を楽しみたいのは本音ですが、プロや上級者は摘芯というテクニックを使っています。
ガーデニングが初めての方も、わかりやすく紹介しますので是非ご一読くださいね。
この記事は一部PWという有名なお花のメーカーさんのスーパーアンバサダーを務めさせていただいている私に、提供されたお花の苗から育てたものを含めて、記事とし又は、育った様子の画像とともにて紹介しています。
植えつけ直後のお花の摘芯とは
お花の種類にもよりますが、分岐しながらたくさんお花を咲かせるお花は摘芯をすることで、いったんお花は少なくなりますが、1か月後くらいには数倍のお花がモリモリに咲いてきます。
基本的にはお花の苗の中心の良く伸びた茎を下の葉っぱの上で切ってしまうものです。
ペチュニアとかモリモリ咲くお花は、植え付け直後に全ての茎の先のお花の下の葉っぱが分岐してきそうな部分を切ります。
マリーゴールド、ジニア、ニチニチソウなどはとりあえず、先端の一番伸びているお花の下で切りましょう。
これだけで、その下の茎から分岐し数倍のお花が咲いてきます。
切り戻しについて
切り戻しというテクニックはお花をモリモリ咲かせるには必須ですが、摘芯とは別物で、良く育ったお花の花後にバッサリと半分くらいに切ってしまうことです。
植えつけ直後の小さなお花は切り戻しじゃなくて摘芯がおすすめです。
切り戻しは昨年植えたペチュニアなど、早春に植えたものが姿が乱れてきたら実践してみましょう。
切り戻しの場合は背丈の半分、元気な葉を残してバッサリ切るのがポイント。
梅雨前に切り戻しはお花が蒸れずとてもおすすめです。天気予報も見ながらタイミング見てくださいね。
摘芯の注意事項
お花は摘芯でも、切り戻しでもいったん切ると成長期でも次に咲くまで20日から30日かかります。その間はお花が寂しくなりますが、開花時は圧巻です。
気長に待てるなら実践してみて下さいね。Instagramなどモリモリに咲かせているお花はほぼ摘芯、切り戻しをしているのが裏事情です。
分岐しないお花は摘芯したらそのまま咲かないのでそこも注意です。例えればヒマワリ。1株から1輪しか咲かないお花は切ると咲かないです。
今一般的に販売されている、ペチュニア、カリブラコア、ニチニチソウ、ジニア、マリーゴールド、千日紅、ケイトウなどは摘芯しても問題ないです。
1か月後にはボリュームが数倍違いますし、背丈も抑えられてモリモリになると思います。
後は咲くまで忘れる、時間はかかりますが、プロの技を実践してみて下さいね。
まとめ
お花を数倍咲かせるための摘芯について紹介しましたが、正直ガーデニング初心者の方がせっかく購入した苗の綺麗なお花を切るのは心が痛みます。
そのままでも何ら問題ないですし、伸びすぎてから切り戻しても大丈夫。お花の満開を楽しみたい、そのタイミングの30日前に切りましょう。
ざっくり紹介しましたが、わずかな手間でお花がモリモリになるテクニックです。
私のInstagramでも随時紹介していますので是非見て下さいね。