14勝(9KO)1敗となった"ホワイトホープ"
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00332515/title-1673490332576.jpeg?exp=10800)
アマチュア時代の2011年、2012年、2014年、2015年に全米王者となり、2017年、2018年にはウエルター級全米代表にも選出されたヴィト・ミエルニッキ・ジュニア(20)。
昨年10月にWBAコンチネンタルアメリカ・スーパーウエルター級タイトルを手にしたそのミエルニッキが、プロ15戦目のリングに上がり、4ラウンドで咬ませ犬を仕留めた。
![Ryan Hafey/Premier Boxing Champions](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00332515/image-1673490370460.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ホワイトホープとして大事に育てられているミエルニッキだが、9戦目の8回戦で判定負けを喫したことから、陣営はさらに安牌な相手との試合を組み続けている。この日の相手、オマー・ロラレスはリングに上がった瞬間に戦意を喪失しているかのような状態だった。
加えてWBAコンチネンタルアメリカ・スーパーウエルター級タイトルの防衛戦にはならず、ノンタイトル10回戦として行われた。
![Ryan Hafey/Premier Boxing Champions](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00332515/image-1673490402439.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
アマ時代に星条旗を背負ってジャーボンテイ・デービスら、トップ選手と共に遠征を重ねただけに、過保護すぎるマッチメイクに疑問符が付けられる。かと言って、154パウンドの強豪にぶつけた場合、まだまだ力不足であろう。
ゲリー・クーニ―、トミー・モリソン等、ボクシング界はホワイトでそこそこの選手に特別なプラスアルファを与えてきた歴史がある。つい先日、鬼籍に入ったゲリー・コーツィーもそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20230116-00332812
"ホワイト・マジック"なるニックネームが付けられたミエルニッキは、一体どんなキャリアを送るのか。