保育園の遠足で気を付けたい、子どものお弁当ルール!ピックで実際にあった事故
こんにちは!保育士のはるです(@hr_hoiku)
皆さんの保育園や幼稚園では11月に遠足はありますか?私が今まで働いていた保育園のほとんどが運動会後の11月に遠足を計画していました。
保護者の方が作ってくれたお弁当は特別で、朝登園したばかりなのに「もうお弁当食べてもいい!?」「お弁当いつ食べる!?」と目をキラキラ。
公園についても遊ぶよりもまず先に「お弁当食べる!?」というくらい、子どもたちのお弁当愛の強さをひしひしと感じていました。
そんなお弁当ですが、園によってはルールを定めています。そしてフォロワーさんからいただいた実際の体験談もあわせて「なぜお弁当のルールがあるのか」を紹介します。
お弁当ルールはどこにある?
お弁当についてのルールは保育園から配布されるおたよりに記載されているかと思います。遠足のお知らせのところに書いてあることが多いので、隅々まで確認してみて下さいね。
窒息を防ぐためのルール
お弁当のルールで多いものが「ミニトマト、枝豆、キャンディチーズ、ぶどう、ゼリーは控える、もしくは切ってからいれる」というものかと思います。
これは普段の食事でも心がけている方が多いかと思いますが、子どもの窒息を防ぐためにルールを設けています。
上にあげた食品以外にも、窒息を起こしやすい食品はあります。
園の給食であれば全員が同じメニューなので、どれに気を付けたらいいかというものがわかりますが、お弁当は全員メニューがバラバラ。思わぬ事故を防ぐためにも、お弁当のメニューを今一度確認してもらえたらなと思います。
思わぬケガを防ぐためのルール
飾り付けや食べやすさのために使用することが多いピック。
ですがこのピックでも実際に事故が起こったことがあります。
フォロワーさんからいただいた体験談なのですが、お弁当に使用したピックを1本丸呑みし、翌日の排泄物からでてきたというお話でした。
お弁当に使用するピックはプラスチック製なのでレントゲンにも映らないとのこと。病院に行ってもどうすることもできないと言われたそうです。確かにレントゲンにうつらないのは盲点だなとDMをいただいて危険性を再確認した事例でした。
海外ではつまようじを誤飲した事故もあるので合わせて気を付けたいところです。
ママの負担を減らすルール
保育園の中には「キャラ弁禁止」という保育園もあります。
一見するとキャラクターがダメなのかな?と思いがちですが、このルールはどちらかというと保護者の方の負担を減らすため。
遠足だから凝ったお弁当を……!と気合を入れる方もいるかと思いますが、保育園側にしてみたら保護者に大変な思いをさせるための遠足ではないんですよね。
なのであえてキャラ弁禁止というルールを用いて、保護者の方が気負わずにお弁当を作ってほしいという意味を込めているという園もあります。
遠足は子どもたちにとっていつもと違う日常で、ワクワクドキドキがとまらない日。ついついはしゃぎすぎてしまって思わぬケガや事故に……とならないように、できることは最初から防いでおきたいですよね。
お弁当のルールは各園で決められているかと思いますので、おたよりを確認してもらえたらなと思います。