3月も中旬を迎え、いよいよ桜の季節がやってきますね！待ちに待った温かく、外出したくなるシーズンです。これから1週間ほど、春に歩きたい名古屋のお花見モデルコースをご紹介したいと思います。

お花見スポットをつなぐハイキングから、お花見がてら観光を楽しむルートまでピックアップしたいと思いますので、お楽しみに！昭和区鶴舞公園〜コンパル御器所店に続いて今回、ご紹介したいのは、天白区天白公園〜細口池公園です。

名古屋市天白区のほぼ中央にあり、起伏に富んだ地形と、3つの山と大きな池を擁している「天白公園」。名古屋・東部丘陵の自然を残している貴重な緑地です。

東部丘陵とは、濃尾平野東側にある標高100m前後の丘陵（守山区・名東区・天白区・緑区を含む）のことで、北東は猿投山や三国山、南は知多半島へと続いていきます。

とても広い公園ですが、公園の南側の区画にあたるグランドには、春になると美しいソメイヨシノが咲き誇ります。

そして何と言っても素晴らしいのが、桜とユキヤナギのコラボレーションです。広場を区画するように、両者が寄り添って植わっています。

桜を眺めているだけでも癒されますが、ユキヤナギの甘い香りで鼻腔が満たされると、なんだか幸せな気分に。

また公園の一角には、お花畑が整備され、水仙やチューリップなどの花々も咲いています。頭上だけでなく、足元にも春の訪れを感じますね。

そんな「天白公園」に合わせて、少し足をのばしてみたいのが「細口池公園」。小さな公園ですが、近年水仙が植えられて再整備活動が行われて、名古屋の春を象徴する美しい公園として注目を集めています。

天白公園では桜とユキヤナギのコラボレーションが見事でしたが、こちらでは水仙とのコラボレーションを楽しめますよ！

ランニングをする方から、近所のお友達と遊ぶ小学生、憩いの時間を過ごす親子など、日常風景と組み合わさることで、美しい景色がより印象的に感じられます。

桜が咲く頃には入学式のシーズン。小学生に進んだ子供達と親御さんが集まっており、公園は幸せなムード一色でした。

住宅街の一角にあり、生活風景に溶け込む桜並木。これこそ日本人の心象風景ですね！ぜひ穏やかな天気の日に、地下鉄鶴舞線原駅→天白公園→細口池公園→平針駅までぐるりと巡ってみてください。

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