大晦日、元旦もすすれるシアワセ

2024年もあとわずか。今年もバリうまのラーメンにたくさん出会ったな〜。と振り返りつつ「年末年始の“締ラー”“初ラー”をどこにしよう？」と考えている熱心なラーメンファンも多いはず。今回は、豚骨の聖地福岡を観光で訪れる方、帰省される方のために「年末年始に食べたい福岡ラーメン5選」をラインナップ。激うま！であることを前提に、選出ポイントは大きく２つ。まず「大晦日、元日も空いている」ことがマスト。そして「太宰府天満宮」「筥崎宮」「宮地嶽神社」と福岡を代表する初詣スポットにもアクセスのいい各店を選んでいる。

元日から旨すぎるラーメンをすすって好発進！

25年も素敵なラーメンライフを送りましょう。

●太宰府天満宮の初詣＆濃厚豚骨の初ラーを一挙に楽しむ

【らーめん おいげん】@福岡県太宰府市

言わずと知れたメジャー初詣スポット「太宰府天満宮」の参拝と合わせて楽しみたいラーメン処が「らーめん おいげん」。福岡らしい濃厚豚骨のほか、海老醤油ラーメン、炭火豚重も楽しめる。西鉄太宰府駅の目の前にあり大晦日も三が日も休みなしで営業。

●大晦日は年越し振る舞いラーメンあり。三が日も通常営業

【博多ラーメン 駒や 総本店】@福岡県宇美町

2024年の元旦にオープンし、2025年も元旦から通常営業する「駒や 総本店」(大晦日、三が日も含め休みなし)。恒例の大晦日年越し振る舞いラーメン(中学生までラーメン1杯無料)は、前回までの馬出グラウンドから「総本店」(宇美町)に会場を移し15:00〜20:00で開催する。昭和の元号で数えると昭和100年となる2025年の初ラーにこそ、古き良き“シャバ系”“クサうま”な「駒や」の一杯をおすすめしたい。

●海の中道ドライブや福岡東エリアの初詣帰りにも◎

【麺屋 伍利羅】@福岡市・東区

香椎方面から海の中道、志賀島へと向かう途中、県道59号を進んでいると「ゴリラ注意！」と書かれたのぼりが見えてくる。そこから脇道に入った奥で営業しているのが「麺屋 伍利羅」。今年火災に見舞われ一次閉業していたが、6月復活オープンを果たした。

自慢の「豚骨醤油ラーメン」は豚骨を煮込んだ肉系ダシに、福岡県産醤油をベースにしたタレ、黄金の鶏油を合わせた茶褐色スープ。このタイプの豚骨醤油の中では比較的さっぱりとした印象で、飲み干しやすい塩気と濃度に仕上げられている。さらに「豚骨醤油ジェノバラーメン」も名作。豚骨醤油スープに自家製ジェノバソースを溶け込ませた淡いグリーンのビジュアル。バジルのほろ苦いさっぱり感、チーズのまろやかさ、豚骨の重厚感、コク深さが上品に融合していてうまい。

●トリアス久山、コストコ久山の近く。モヒカンヘアで迎える“豚骨戦士”に正月休みなし！【モヒカンラーメンセンター】@福岡市・蒲田

ど派手な看板が目を引くロードサイドのラーメンセンター「モヒカン」も大晦日、三が日も休みなし。巨大な回転釜で炊き上げる濃密シルキーな豚骨ラーメンが元日も楽しめる。

●「ラーメンWalker九州2025」表紙に選ばれた気鋭店も大晦日、元旦営業あり

【らぁ麺庵 菘（すずな）】@糸島市

2024年7月、糸島市にオープンした「らぁ麺庵 菘」。福岡で稀有な“太麺濃厚豚魚”はコアなラーメンファンの胃袋をガッツリと掴んだ。その実力については「ボーダーレス化が進む福岡ラーメン業界に、全く新しい“NEO豚魚”がデビュー【らぁ麺庵 菘】」を参照してほしい。

初の年越しとなる2024〜25は、大晦日、元日も通常営業し、1/2（木）〜4（土）が休みとなる予定。