【英会話】I could talk with her. どこが間違ってる?
こんにちは!
世界一やさしい英会話の汐里です。
初心者・初級者に英会話を教えて5年になります。
今回も、生徒が間違いやすい英語を取り上げてみました!
ポイントを絞って解説もしていきますので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
※間違えるのが悪いことではありません!間違えやすいからこそ、そのポイントを意識すると改善できるということです。
クイズ
I could talk with her.
彼女と話せた。
どこが違うでしょうか?
答え
↓
↓
↓
↓
↓
× could
◯ I (got to) talk with her.
【ポイント】
get to + 動詞 = 〜できる
日本語の「〜できる」は、とても便利な言葉です。
①能力
②可能性
③許可
④チャンス
普段何気なく使っている「〜できる」ですが、日本語だと以上4つの意味があります。
でも、学校では区別せずに、「できる」= can としか教えてくれませんでしたよね。
実は、④のチャンスがあることを表す「〜できる」では "can" を使えません。
その代わりに、"get to〜" を使います。
それでは、例文で理解を深めていきましょう。
例文
I got to talk with her.
彼女と話せた。
→ 彼女と話せる能力があったわけではなく、話すチャンスがあったということ
I got to have lunch with my mom.
母とランチできた。
→ 母とランチができる能力があったのではなく、母とランチをする機会を得られたということ。
肯定文での "could"
ちなみに、could を使うと意味が変わります。
肯定文での "could" = 提案
We could see a movie tonight.
今夜、映画を見るってのはどう?
→ 映画を見ることを提案
「〜できた」ではなく、提案になったり、他の意味になったりします。
※ could の使い方はまだまだたくさんありますが、今回の記事では割愛します。
could はあまり使われない
能力としての「〜することができた」と言いたいときに、can の過去形の could を使いたくなりますが、実はあまり使われません。
could の代わりに、”was able to” を使います。
I was able to play the piano when I was a child.
子供の頃は、ピアノを弾けた。
※厳密にはcouldを使う時もあります。ただ、この使い分けは上級者が意識する部分ですので、ここでは取り扱いません。
かなりややこしくなってきたので、ここで例文を使ってまとめますね!
例文を使ったまとめ
【能力①現在】
I can swim.
泳げるよ。
→ クロールとか平泳ぎとか、能力的に溺れないで泳げる。
【能力②過去】
I was able to swim.
泳げたよ。
→ 過去の話で、能力的に泳げたことを指す。
【提案】
We could swim.
泳ぐのはどう?
→ ハワイにバカンスに来ていたとして、相手に「何する?」と聞かれた時の提案。
【機会がある】
I got to swim.
泳ぐ機会があったよ。
実際に泳げるかではなく、泳ぐ機会があったということ。
まとめ2
【能力①現在】「〜できる」
can
【能力②過去】「〜できた」
was able to
【提案】
could
【機会】
get to + 動詞
ややこしいですね(笑)
しかもこれは肯定文での話。
また否定文だとちょっと違う部分もあるし、can や could に関してはまだ意味が他にもあります。
また別の機会に詳しくお伝えしていきます。
それでは、今回も何か参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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この記事の執筆者、汐里について
◎現役オンライン英会話講師
◎英語講師歴:5年
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◎留学経験ゼロの純ジャパ