【桐生】宝徳寺、夏の風鈴まつりと床もみじライトアップ~今年最後の風鈴の音色に酔いしれて~
群馬県桐生市の宝徳寺にて、「2023風鈴まつり」「夏の床もみじ特別公開」「夏の床もみじライトアップ」が開催されている。
3,000個のカラフルなガラスの風鈴が、風に揺られ音を奏でる様子は圧巻の一言。境内では風鈴越しに夏の青く輝く木々を観ることができる。
夜間のライトアップは指定日開催。境内の風景も日中とは異なる表情を見せてくれる。涼しい夜風に吹かれて風鈴の音色が優しく響く中、星空を観るのも心地良い。
宝徳寺の秋の床もみじの美しさは有名だが、夏もまたとても美しい。秋の「赤」の世界とは対照的に「青」の世界が広がっている。
今年最後の夏を感じに、宝徳寺を訪れてみてはいかがだろう。
宝徳寺について
宝徳寺は室町時代(1450年頃)に創建された禅寺である。
大光山宝徳寺
宗派 臨済宗建長寺派
御本尊 釈迦如来
境内のいろいろなところで50体のお地蔵さまと出会うことできるのも宝徳寺の魅力の一つ。
なで地蔵、ほほえみ地蔵、よろこび地蔵、しあわせ地蔵など、とても優しい表情で迎え入れてくれる。
また本堂前の枯山水の石庭は心静かに観賞したい。
遠くから聞こえる涼し気な風鈴の音や風に揺れる木々の音、初秋の虫の声を聞きながら、しばらく石庭を眺めていると心が落ち着いてくる。
「青」の世界
「夏の床もみじライトアップ」は夏の木々の青さと、和傘の演出がとても美しい。
和傘は広げると末広がりの形から縁起物として知られる。降りそそぐ困難から守り、末永い幸せを願うものだ。
和傘を重ねて置くことで人々の幸せを願う気持ちがこもっている。
28畳の床に映る夏の青い木々。静かな空間の中で時間が経つのも忘れてしまうようだった。
御朱印について
宝徳寺では、基本御朱印、限定御朱印など多くの御朱印を受けることができる。
今回は、切り絵御朱印と四面綴りの御朱印を受けた。
宝徳寺の御朱印は、その美しさや種類の多さにも驚かされるが、一番の魅力は御朱印を見返したときに訪れた当時の情景を思い出せることにあるかもしれない。
最後に
風鈴の短冊に書かれたたくさんの願いごとを見ていると、「笑顔」「健康」「幸せ」の文字を多く見つけることができる。
誰かの幸せを願う言葉や未来への希望を書いたものは、偶然その願いごとを見た人をも励まし、心を温かくしてくれるように思う。
優しい風鈴の音色に願いを込めながら、今年の夏を締めくくってみるのも良いかもしれない。
2023風鈴まつり、夏の床もみじ特別公開
「涼を感じて」
開催日:7月22日(土)~9月18日(月祝)
(お盆期間は床もみじ公開休止)
拝観受付時間:9:00~16:30(閉門17:00)
拝観料:大人500円 ふうりん祈願短冊付き
(高校生以下無料)
床もみじ特別公開は大人300円(別途)
駐車代:無料
「夏の床もみじライトアップ」
ライトアップ指定日開催
9月の指定日は残り3日間!
16日(土)、17日(日)、18日(月祝) 予約不要!!
開催時間:18:30~21:00(閉門21:30)
拝観料:1200円 ふうりん祈願短冊付き
(高校生以下無料)
【基本情報】
大光山宝徳寺
住所:群馬県桐生市川内町5丁目1608
アクセス:
*お車でお越しの場合
北関東自動車道「太田桐生IC」「伊勢崎IC」より約30分
*電車でお越しの場合
・東北新幹線「小山駅」からJR両毛線「桐生駅」まで約55分
・上越新幹線「高崎駅」からJR両毛線「桐生駅」まで約45分
「桐生駅」北口より「おりひめバス」で約25分
吹上行き「宝徳寺入口」下車
あるいは名久木行き「旧川内北小学校前」下車
・東武鉄道 特急りょうもう号(1時間42分)「浅草駅」→「相老駅」あるいは「赤城駅」下車
各駅よりタクシーで約15分
駐車場:有
第一駐車場 宝徳寺入口正面 21台
第二駐車場 宝徳寺入口より100m 42台
御朱印対応時間:9:00~16:00(火曜、金曜日は御朱印受付はお休み。祝日の場合は受付可。)
拝観料、拝観受付時間:季節、イベントにより変動あり。詳細は公式サイトをご確認ください。
宝徳寺公式サイト
宝徳寺公式X
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宝徳寺公式Facebook
宝徳寺公式YouTube
【参考資料】
宝徳寺公式サイト
宝徳寺 配布パンフレット