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【利尻島・ラーメン】日本一行きづらいラーメン店?!夢の一杯を目指して

TAR-KUNラーメンヲタク

ラーメンの食べ歩きが趣味で、全国各地を食べ歩いているTAR-KUNです!

ラーメンフリークなら、いつか行ってみたいと願うラーメン店が、北海道にあります。

その名も【利尻らーめん 味楽】

札幌市内からおおよそ380キロも離れた離島・利尻島にあり、『新横浜ラーメン博物館』にも支店を持つ有名店です。

関西からだと最低でも2泊3日の計画をして訪れないとたどり着けない……。

“日本一行きづらいラーメン屋”とも称される、ハードルがとても高いお店です。

利尻島の特産品として知られる利尻昆布は、癖のない澄んだ出汁が出ることから主に出汁をよく用いる割烹や料亭で使われ、その上品さと質の高さから高級品として扱われています。

そんな利尻昆布を贅沢に使ったラーメンを食べるべく、念願の夢を背負ってついに行って来ました!

稚内からフェリーに乗り、現地でレンタカーを借りて訪問。

味楽さんは記入式だと事前にリサーチしていたので、フェリーで到着してすぐにお店へと向かい、9時頃に記入して10時30分頃に再びお店へ。

テーブル席中心で広々とした、地元のスタッフの方も多いお店。

メニューはこんな感じです。

注文したのは

焼き醤油らーめん

利尻昆布をふんだんに使用したスープは旨味の層が厚く、メニューは“焼き醤油”と名付けられていますが、焼いた香ばしさはイメージしていたよりも控えめで、コクのある醤油の味わいが印象的。

利尻昆布由来と思われる出汁感もしっかりと楽しめますが、一方で多めの油や濃厚な味わいでジャンク要素も感じるスープです。

なんとも不思議なバランスで成り立っている感じがします。

そんなスープに合わせる麺は、北海道ではよく出合うタイプの中太ちぢれで、プリっとした食感。

ほんのり甘めのスープと馴染んでいます。

トッピングには、脂身もしっかりとあるチャーシューや穂先メンマ。

この日は平日でしたが、地元の常連客と観光客が入り混じって常に満席、外待ちができる人気ぶりでした。

いやぁ~、やっと味わえた夢のお店!

いつか行くのが目標でしたが、今回行くことができてホントに良かったです。

利尻島の雄大な自然を体感しつつ、「この島で食べるからこその一杯」をぜひ味わってみてください。

<店舗データ>

利尻らーめん 味楽
住所:北海道利尻郡利尻町沓形字本町67
電話番号:0163-84-3558
営業時間:11:30~14:00
定休日:木曜日
席数:44席(テーブル、小上がり)

※2022年9月現在。訪れる際は最新情報をご確認ください

ラーメンヲタク

奈良県在住、関西を中心に食べ歩くコレクターラヲタ。19歳からラーメンの食べ歩きをスタートさせ、24歳で47都道府県食べ歩きを制覇。1ヶ月最高136杯のラーメンを食べた事もあり、2019年までに3200軒以上のラーメン屋を訪問。2018年からは雑誌『究極のラーメン関西版』の選考員を務めるほか、NHK関西『ぐるっと関西』、奈良テレビ『ならフライデー9』にも出演。

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