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【町田市】静かな住宅街なのに「続々と人が集まってくる」レトロなロゴがかわいい「隠れ家」パン屋さん

tamamim旅するフォトライター(町田市)

JR横浜線町田駅から町田天満宮経由でつくし野方面へ住宅街を歩いていた時に、偶然見つけた【つばめパン】

人通りは少ない場所なのに、ちらほら人が1箇所へ向かう様子が見られたのでついて行ってみたら...そこに小さなお店がありました。どこか懐かしい文字で書かれたお店の名前と、かわいいつばめのイラストが目印です。

店内に並ぶたくさんの種類のパンたち

店内には「いちじくとくるみ」「柚子パン」などのハードパンから、ミルククリームを挟んだ「浮き雲」、はみ出たチーズが食欲をそそる「チーズブール」などたくさんの種類のパンがところ狭しと並びます。

手書きの値札にはイラストも添えられていて、温かみが感じられる...。

フランス産の板チョコを使った「チョコレートデニッシュ」や自家製カスタードクリームをたっぷり入れて焼き上げたまんまるの形をした「UFO」も美味しそう。ネーミングが独特なパンが多く、思わず見入ってしまいます。

小さい頃、どこかで食べたことがあるような、見たことがあるような、懐かしい響きの「シベリア」。「シベリア」は明治後半から大正初期頃に誕生したお菓子で、昭和初期には「子供たちが食べたいお菓子No.1」だったそうです。ようかん又は小豆餡を挟んだタイプがありますが、つばめパンの「シベリア」はようかんを挟んでいます。

パン以外に「シュークリーム」や「アップルパイ」などの洋菓子もありました。どれも美味しそうで迷う〜。

「あんぱん」「2種類のスコーン」と「〇〇」を実食

目的地へ向かう途中だったので、崩れないようにと選んだパンは「あんぱん」と2種類の「スコーン」。

あんぱんは丸っとした形がかわいくて美しい。スコーンは数種類あるうちの2個を選びました。スパイスの香りが食欲をそそる...。

あんぱんの中には「餡」がごろっと、贅沢に入っています。ひとくち食べると、甘さ控えめな餡が美味しい!パリッとした生地との相性もよく、ぱくぱく一気に食べてしまいました。

スコーンはひとくち食べるとスパイスの香りが口の中に広がる〜。アールグレイ紅茶との相性が抜群。そのままで美味しくいただきましたが、メイプルシロップやホイップクリームを合わせて味変を楽しむのも良さそう。

最後に紹介するのは、「生クリームあんぱん」。季節限定のパンです。持ち帰りの際につぶしてしまってぺちゃんこになったので全体を写した写真はありません(ごめんなさい)。

つぶしてしまったので紹介するのを控えようと思ったのですが、ひとくち食べたらあまりに美味しかったので半分にカットしたものをご紹介します。特製餡子と生クリームの組み合わせが最高に美味しくて、このパンだけを買いに行ってもいいくらいファンになりました。

撮影をしている間にも次々とお客さんがやってきていたパン屋さん。種類が多くて迷っている間に買いそびれてしまった人気の「あんバターフランス」自家製ラムレーズンとバターサンドを挟んだ「レーズンスカッチ」を次は食べてみたい。

どこか懐かしい雰囲気を味わいに、お散歩を兼ねて出かけてみてはいかがでしょうか。町田駅からはかなり歩きますが、JR横浜線成瀬駅からは歩いて約13分です。

※表示価格や商品は4月時点のものです。

【つばめパン】
住所:町田市金森東3-22-9
電話番号:042-738-7602
営業時間:8:00〜19:00
駐車場:なし
定休日:日曜
アクセス:JR横浜線成瀬駅から徒歩約13分
URL:Instagram

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旅するフォトライター(町田市)

旅ブログ「旅とカメラと日々の雑記帳。」にて旅のお役立ち情報を発信中。渡仏歴17回フランスの田舎を巡り暮らすように旅することも。Nikonのミラーレスカメラを愛用。行ってみたいと思えるような町田市の魅力をお届けいたします。第57/59富士フィルムフォトコンフォトブック部門優秀賞受賞。2024年2月/3月度MVA受賞。

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