南町田グランベリーパーク駅から歩いて約14分。町田街道沿いに建つお店【Bread & Soup Patonki（パトンキ）】。一見「何のお店？」と思いますが、イートインも可能なパン屋さんです。

中へ入ると店内は明るく、お洒落なカフェのよう。イートインが可能で、カウンター前にドリンクメニューが表示されています。

• 季節のスープ 450円
• コーヒー（ホット/アイス）400円
• 紅茶（ホット/アイス）400円
• カフェインレス紅茶（ホット/アイス）400円
• カシスソーダ 400円
• 季節のソーダ 420円

※税抜価格です。

ショーケースに並ぶたくさんの種類のパン

ショーケースには「ハード系」を中心に「お惣菜系」「サンドイッチ」「食パン」など、たくさんの種類のパンがずらり。

種類はそれほど多くはないけどサンドイッチも。「もち大麦のチャバタサンド」は「生ハム＆カマンベール」「スモークチキンマスタード」「鴨ロース」と、どれも美味しそう。「アグー豚のメンチカツサンド」も気になる...。

たくさん種類があるパンの中で目に入ったのは「もち大麦」を使用したハード系のパン。「もち大麦のほうれん草とじゃがベーコンのピゼッタ」「もち大麦のなすボロネーゼのピゼッタ」はワインにも合いそうですね。

「もち大麦」ってなんだろう？と気になりませんか？調べたら、麦には小麦、大麦とありますが、2つは含まれるタンパク質が異なります。

大麦に分類される「もち大麦」には食物繊維が豊富に含まれていてその量はゴボウの2倍、玄米の4倍。もち麦に含まれる「大麦β-グルカン」は一緒に食べたものの消化吸収をゆるやかにして糖質の吸収を抑える働きがあるので、食後の血糖値上昇を抑えてくれる効果があるんだそうです。

イートインスペースで実食

お店の奥には4〜5組くらいが座れる二人掛けテーブルが置かれたイートインスペースがあります。

セルフサービスのお水はイートインスペースの奥に。「お茶を飲むほどゆっくりはできないけれど座って食べたい」時もくつろげそう。オーナーの心遣いが嬉しいですね。

数分待って、温めて持ってきてくれたのは「もち大麦のチャバタサンド 鴨ロース（490円/税別）」と、「季節のスープ（450円/税別）」。デザート用にもう一つ、キャラメルクリームが練り込められたパンを選びました。

豆乳を使って作られたスープは舌触りがまろやか〜。ひとくち飲むたびに、体に優しく栄養が注ぎ込まれていくかのよう。

「もち大麦のチャバタサンド 鴨ロース」は、鴨肉がぷりっぷり。もちもちした歯ごたえのあるパン生地との相性も抜群。鴨ロース肉が奥まで入っているので、最後の一口まで満足。サンドイッチ1個で足りるか心配でしたが、心配無用でした（笑）。

食後のデザートに選んだのは、キャラメルクリームにバナナチップとナッツが載せられたパン（名前を書き留めるのを忘れてしまいました、すみません）。バナナチップが大きい〜。

ふわふわしているけどしっかり食べ応えのあるパン生地にピーナッツクリームがたっぷり挟まれています。バナナチップとナッツがアクセントになり、ピーナッツクリームの甘さが調和してこれまた美味しい。

パン生地がふんわりしているのでぺろっといただきました。デザートは別腹ですね（笑）。どちらも違う味わいで美味しかったです。ごちそうさまでした〜。

パンを食べている間も、次々とお店に入ってくるお客さん。常連さんが焼き上がり時間に合わせて来ているようでした。お店では3度のパンの焼き上がり時間があります。

• 10:30 シリアルブレッド、くるみパン、カンパーニュ
• 11:45頃 ゆめちから食パン、全粒粉食パン、ゆめちからレザン
• 13:30頃 バゲット / バタール

私がお店に入ったのは11:30頃だったのでちょうど食パンが焼き上がる時間帯。

美味しそうな香りとともに焼き上がってきた食パンは、角食パン、シリアルパン、レーズンパンなど。北海道産小麦「ゆめちから」を使った食パンは食感がもちもちで人気があり、店頭に出すとすぐ売り切れてしまうそうです。確実に手に入れたいなら予約をして行ったほうが良さそうです。

お店では季節限定のパンも登場します。1月末時点では「渋皮マロンとチョコナッツ（420円税別）」がありました。過去に登場した「珈琲煮豆ホイップ」や「メロンメロン」「もち大麦のくるみとデーツ」も美味しそうだったので食べてみたい。

気になる方はInstagramをチェックして、確実に欲しい場合は予約をしてお出かけくださいね。

※表示価格とメニューは2024年1月時点のものです。

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