小松菜の栄養が失われない「冷凍のコツ」を栄養士が解説
こんにちは!栄養士食堂です!
厳しい暑さが続いていますね。夏バテになる方もいらっしゃると思いますが、そんなときこそ、バランスのいい食事を心がけるのが大切です。
そこで栄養士が夏バテを防ぐためにもぜひ毎日取り入れてほしい野菜があります。それは「小松菜」です。
夏といえば、トマト・とうもろこし・オクラなど夏野菜が旬を迎え、食卓に並ぶことが多いと思いますが、実は小松菜の栄養価は野菜の中でもトッププクラス。
そんな栄養豊富な小松菜は、野菜室に入れておくとすぐにしんなりしてしまうので、冷凍保存が便利でおすすめですが、正しい保存方法で冷凍しないとせっかくの栄養が失われてしまいます。
今回は栄養士が「小松菜の正しい冷凍方法」を詳しく解説していきたいと思います。興味がある方は最後までお付き合いくださいね。
今回の目次
1 小松菜の栄養について
2 選び方・保存方法
3 小松菜の正しい冷凍方法
4 最後
1.小松菜の栄養について
小松菜はほうれん草に比べると脇役的な存在ですが、カルシウムは約5倍、鉄分・ビタミンC・ビタミンEもほうれん草より多く含んでいます。そのほか、抗酸化作用の高いβ‐カロテンやビタミンCも含んでいるので、免疫力アップや美容効果も期待できる野菜です。
2.選び方・調理のコツ
【選び方】
・葉の緑色が鮮やかでツヤがあるもの
・葉先までピンとしているもの
・葉脈が綺麗に入っているもの
【保存方法】
野菜室で保存する場合は、湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室に立てて保存する。
3.小松菜の正しい冷凍方法
お待たせしました!「小松菜の正しい冷凍方法」を解説していきます!
その方法は、下茹でせずに生のまま冷凍する!
小松菜はほうれん草のようなアクがないので、下茹でする必要はありません。
逆に下茹でしてしまうと、水溶性ビタミンが流失してしまい、栄養が少なくなってしまうので避けましょう。
まとめ
小松菜は下茹でせず生のまま冷凍保存することで栄養豊富な状態を保つことができるのでおすすめ!
<小松菜の冷凍方法>
①小松菜はよく洗い、水気をよく切ります。
②食べやすい大きさに切ったらラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
4.最後に
いかがだったでしょうか。
小松菜はアクが少ないので冷凍する際は下茹でする必要はありません。
せっかくの小松菜の栄養を余すことなく摂るためにも、下茹でせず冷凍しましょう!
ぜひお試しくださいね。