【スターマークを探せ?】ハズレのトマトを買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授
こんにち、八百屋暦10年の青髪のテツです。
本格的に暑い日が続いていて、きゅうりやトマト、レタスなど水分の多い夏野菜をたくさん食べている方も多いのではないでしょうか。
その中でもトマトは酸味があってサッパリしているので、サラダや素麺の具など夏はよく食卓にあがってくる野菜ですよね。
そんなトマトですが、他の野菜に比べて、当たり外れが多い野菜でもあります。酸っぱすぎたり、味が薄かったりで「今日のトマトはハズレだな」となったことがある方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために「おいしくて鮮度の良いトマトの選び方」を紹介していきます。
トマトの選び方
トマトを選ぶとき、たった3つのポイントを押さえておけば、ハズレを引くことがなくなります。
その3つのポイントとは...。
・お尻にスターマークがある
・ずっしりと重い
・ガクが鮮やかな緑色
1つずつ簡単に説明していきます。
トお尻にスターマークがある
トマトを選ぶときは「スターマーク」を探してください。
「え?スターマークって何?」という方のために少し説明します。
トマトは単に真っ赤に色づいているものを選べば良いというわけではありません。
真っ赤に色づいているのはもちろん、お尻からヘタに向かって放射線上に白い筋が出ているものを選びましょう。これをスターマークと呼びます。
スターマークが出ているトマトは、しっかり熟している証拠です。味が濃く旨味がある個体が多いのでお尻の筋が多いものを選ぶようにしましょう。
ずっしりと重い
次にトマトの「重さ」をチェックしましょう。
手に持った時にずしっとした重量感があるトマトは水分をたっぷり含んでいるので、ジューシーで食べごたえがあります。
逆に軽いトマトは乾燥し水分が抜けてしまっているので避けるようにしましょう。
ヘタが鮮やかな緑色
私が仕事でトマトの鮮度チェックをするときはお尻の柔らかさと皮の張り、ヘタの状態をチェックします。
トマトはヘタから傷みやすく、鮮度が落ちてくると枯れたりカビが生えたりします。
また、ヘタが乾燥して縮れているものや、皮にシワが来ているもの柔らかくなっているものは収穫後時間が経っているので避けるようにしましょう。
当然そのようなトマトは鮮度チェックの際にはじいて撤去するのですが、見落とされてしまう場合も多々あります。自分で見分けることができれば、そういったハズレのトマトを選ぶことを避けることができます。
ヘタがピンとしていて、鮮やかな緑色のトマトは鮮度が良い証拠ですよ。
青いトマトを追熟させる方法
せっかく選び方を覚えても、袋入りやパック入りのトマトを買うときは、何玉か入っているうちの数個は妥協しないといけませんよね。
また、そのような場合、少し青みがかっているものが紛れていることもあります。
そんなときは家で追熟させる必要があります。
基本的に青いトマトは常温に置いておけば赤く色づいていくのですが、正しく保存しないと追熟中に傷んでしまう可能性があります。
正しい追熟方法が知りたい方は「青いトマトを追熟させる方法」という記事を読んでみてください。
トマトの選び方まとめ
今回は鮮度が良くおいしいトマトの選び方を紹介しました。
トマトは当たり外れが多い野菜なので、選び方を覚えていただき、おいしいトマトをたくさん食べて頂けると嬉しいです。