桜咲いて、風雨強し
きょう(25日)は宮崎と広島で桜が開花しました。いずれも昨年と比べ6日遅い開花です。
今週は東京をはじめ、福岡、大阪、名古屋などでも桜が開花する見通しです。
ただ、あす(26日)と木曜日(28日)から金曜日(29日)は天気が崩れる予想です。とくに、あすはほぼ一日雨となり、強く降る時間もありそうです。
行きも帰りも傘が必要に
26日(火)は低気圧が発達しながら太平洋側を西から東に進む予想です。そのため、広い範囲で朝から雨となり、西日本では強く降る所もあるでしょう。
午後になると、西日本では次第に雨は止んできますが、関東地方などでは帰宅の時間も傘が必要となりそうです。
雨に加えて、午後は北寄りの風も強めに吹くでしょう。傘が差しにくかったり、あおられたりする可能性があります。あすも濡れにくい服装や靴が良さそうです。
東京の桜開花予想日は27日に
今年は桜の開花が遅いように感じます。昨年の今頃は桜が満開になっていたので、桜が早く咲くことに慣れてしまったのでしょうか。
一か月前の予想では東京の桜開花日は3月17日でした。それが最新の予想では3月27日になり、先へ先へと十日も遅くなってしまったからかもしれません。
通常、開花一か月前の予想誤差は3日程度なので、今年は際立って予想が難しい年のようです。
過去の例をみてみると、東京の場合、全体の約6割が晴れの日に開花しています。晴れの日に開花するのは当たり前のようにも感じますが、気温が高くなる影響が大きいのでしょう。
今週は水曜日(27日)と週末に晴れる予想です。そのころには気温も高くなるでしょう。待てば甘露の日和あり、もうまもなく花の季節となりそうです。
【参考資料】
気象庁:大雨と雷及び突風に関する全般気象情報(第2号)、2024年3月25日
ウェザーマップ:さくら開花予想2024、2024年3月25日発表
ウェザーマップ:さくら開花予想結果の検証について