木枯らし2号と師走の寒さ、でも。
17日(日)夜は今季2度目の木枯らしです。札幌市電の「ササラ電車」の初出動は木枯らし2号・3号が吹くころで、北海道の平地では雪が積もり始めます。
21か月連続で高温
今年も残すところ一か月あまり。冷え込みを感じるようになりましたが、気温は今も平年を大幅に上回り、暖秋が続いています。
さらに、日本の平均気温は2023年2月~先月(10月)まで21か月連続で基準値を上回っています。今月も全国的に気温が高く、基準値を上回るのは確実です。
クリスマス頃の寒気がやってくる
ただ、少しずつですが、気温が下がる兆候が見られます。18日(月)~20日(水)にかけては今季一番の強い寒気が流れ込む予想です。ちょうどクリスマス頃の寒さでしょうか。
この時期、一時的に強い寒気が流れ込むことはよくあることで、季節を一歩進める力になります。今回の寒気は3日くらいで日本列島を通過する予想で、急な寒さや積雪には注意が必要です。
12月前半も寒暖差大きい
17日は岩手県山田町で25.0度、東京都府中市で25.3度、東京都心で23.8度など、汗ばむような陽気になりました。
時期外れの暖かさは天気が大きく変わる兆しでもありますが、今後、寒さが本格化するわけではないようです。
12月前半にかけて、冷たい空気は北日本を中心に、途切れ途切れに予想されています。一方、西・東日本はこの先も、気温のアップダウンが大きい天気が続く見通しです。
【参考資料】
気象庁:週間天気予報解説資料、2024年11月17日
気象庁:1か月予報(2024年11月16日~12月15日)、2024年11月14日