逆オーバーラッピング以外も試す価値あり　パットのスタッツ1位のプロゴルファーが採用しているグリップ

ゴルフ活動家

11/27(水) 16:21

パットのグリップは‟型なし”と言われるほど、自由度が高いが、逆オーバーラッピンググリップがオーソドックスなグリップとして認知されている。

しかし、男子プロゴルフ界でパットのスタッツ1位の選手は逆オーバーラッピングではなく、オーバーラッピンググリップを採用している。

パットのグリップの種類

左人差し指を右指の上に重ねるグリップ。現状、もっともオーソドックスなグリップ、とされている。

右打ちの場合、上の部分に右手がきて、左手が下になるグリップ。手首の動きを抑えやすい、とされている。

右小指を左人差し指に重ね、通常のグリップと同じように握る。ショットの感覚を持ちながらストロークしやすくなる、とされている。

人差し指と親指の深いところで挟むように握る。クロスハンドと同じように、手首の動きを抑えやすい、とされている。

男子ツアーでのパットのスタッツ1位は清水大成。パーオンホールのパット数も、1ラウンドあたりのパット数も1位だ。

清水のパッティンググリップはオーバーラッピンググリップ。少数派のグリップを採用している。

清水のショットのグリップはベースボールグリップ。左手親指を右手の平で包まないこのグリップは、手首を柔らかく使いやすい。

パットでも、適度に手首をやわらかく使うことを大切にし、オーバーラッピンググリップを採用しているのかもしれない。

グリップはこれ！と決めつけずに、いろいろなグリップを試してみよう。ショットのグリップを変えるのは大変な場合もあるが、パットは気軽に変えやすい。

試してみると意外な発見があるかもしれない。