久保建英のベストな選択肢は。将来的なレアル・マドリー復帰を見据えて。
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久保建英が、パリ・サンジェルマンに移籍するーー。そんな話を聞いても、驚かなくなった。
レアル・マドリーが久保の獲得に動いたのは、昨年夏だった。バルセロナとの争奪戦を制す格好で、「日本の至宝」を確保した。バルセロナが久保の契約に際してBチーム登録の選手に出す年俸を苦慮していたところで、マドリーが迅速に動いて獲得を決めた。
フロレンティーノ・ペレス会長の素早い決断と行動が実った。年俸120万ユーロ(約1億4000万円)を準備して、FC東京との契約が満了してフリーとなった久保を狙い、オペレーションを成立させたといわれている。
ただ、2020-21シーズンに久保がマドリーのトップチームでプレーするのは簡単ではない。重要なのは、EU圏外枠(3枠)の問題だ。現在、エデル・ミリトン、ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスのブラジル人トリオがその枠を占めている。
そうした状況を顧みて、可能性が高いのは、もう1年レンタル放出されることだろう。その行き先について、ここでは考えてみたい。
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