初冬の山菜ムカゴを見つけよう 散歩の途中でも探せる美味しい小芋 取る時のコツと簡単な調理法を紹介
ムカゴと言うのは植物の枝やツルなどに付く小芋の事です。
一般的にムカゴと言うと山芋(自然薯とも言いますが)のツルに付く小芋を指すことが多いです。
今回はこの山芋のムカゴの見つけ方や取り方、そして取った後の簡単な調理方法を紹介します。
山芋は植物学的な名称はヤマノイモと言うとの事です。
このヤマノイモはかなり強健な植物で市街地の道端のフェンスなどにも絡みついて生えているのを見かけます。
見つける時のポイントはやや細長いハート型をした葉の形と紅葉した時の鮮やかな黄色い色です。
葉が黄色く紅葉した頃が山芋のムカゴの収穫時です。
葉が紅葉する頃の山芋のムカゴは少し触っただけでもツルから離れて落ちてしまいます。
取る時には手のひらを下にあてがい落とさないように慎重にツルから外して取ります。
良く観察すると山芋のムカゴは表面の質感や色の違いで種類が2種類あるようです。
自然薯と言われる山芋のムカゴは表面が比較的滑らかで色はやや薄めです。
もう一つ、色が黒めで表面がややゴツゴツしたムカゴもあります。
こちらのムカゴは種類は不明ですが食べられる山芋のムカゴである事は確かです。
ちなみに、山芋と良く似た形の葉やツルで芋に毒があると言われるオニドコロはツルにムカゴは付きません。
1時間ほどの散歩の途中でも運が良ければ下の写真くらいの量のムカゴを見つけることが出来ます。
今回は簡単で美味しいムカゴのおつまみを作ります
持ち帰ったムカゴは軽く洗ってから、なるべく大きいものだけを選び出します。
尚、残った小さな物は炊飯の時に一緒に加えてムカゴご飯にすると簡単で美味しく頂けます。
選びだした大きめのムカゴはフライパンに入れて塩をひとつまみ加えます。
中火でムカゴを煎りましょう。
火にかざしたフライパンを揺すってムカゴがフライパンの中で転げ回るようにしながら煎るのがコツです。
ムカゴに火が通ってくるとフライパンの上でムカゴがポンッとかプツッと言う小さな音を立てて小さく飛び上がり初めます。
これが中まで火が通った合図です。
山芋のムカゴは、まさに小さな山芋そのものですので生で食べても大丈夫なのですが、やはりここは良く火を通した方が美味しいおつまみに仕上がります。
煎りたてのムカゴはお酒に良く合う季節感満載の素朴なおつまみです。
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