持ち手を付けたらもっと便利なバッグインバッグに大変身!巾着にもバネポーチにも【応用編】
3日間連続「布小物シリーズ」を紹介してきましたが、いよいよこちらでラストになります
最後は【応用編】です
まだの方は是非下記タイトルからリンク先をチェックしてみてくださいね
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同じ作り方でも、仕上げに持ち手をつけたり、巾着にしてみたり、ちょっとしたアレンジを加えるだけで楽しんでいただける内容となっていますので是非楽しみながら作ってみて下さいね!
まずは持ち手がないタイプの作り方を紹介させていただきながら、持ち手付きの作り方を同時進行で紹介していきたいと思います
すらっとした佇まいは、バッグインバッグにもなるお洒落なデザイン
前後で布を変えてみるのも楽しい布合わせの時間です
小さな三角マチがおしゃれなアクセントに♪
こちらのブログでも詳しく作品紹介させていただいています。是非リンク先も覗いてみてくださいね
それでは早速始めていきましょう
まずは持ち手なしバージョンのパーツ紹介です。
後から市販の持ち手を付けられるように、バネ口金のパーツも10mm幅タイプのもので紹介しています
準備するパーツはこちら
・外布 たて12.5cm よこ20cm 2枚
・内布 たて32cm よこ20cm
・底布 たて5cm よこ20cm
・持ち手 たて5cm よこ20cm 2枚
・バネ口金 10mm幅 12cm
・脇タブ 5~6cm お好みでご準備ください
(全て縫い代1cmが含まれています)
続いて、こちらは自分で持ち手を作って仕上げる場合のパーツ紹介です
準備するパーツはこちら
・外布 たて12.5cm よこ20cm 2枚
・内布 たて32cm よこ20cm
・底布 たて5cm よこ20cm
・持ち手 たて5cm よこ20cm 2枚
・バネ口金 15mm幅 12cm
・脇タブ 5~6cm お好みでご準備ください
(全て縫い代1cmが含まれています)
持ち手を作る場合は、まず、アイロンで持ち手2本を4つ折りにして際を縫っておきます
こちらの工程はどちらも同じです。
底布に外布を中表に重ねて待ち針で留めたら、端から1cmのところを縫います
底布を中央にして両端縫い終えたところです
持ち手を付ける場合は、画像のように端から4cmずつのところに持ち手を仮止めします。
この時、持ち手を4つ折りに縫い合わせた端を、この合印に合わせてください
暗くてよくわかりにくいので、白い線を足しました。
端から5mmのところに仮止めをしています
内布を中表にして重ね、上下ともに端から1cmのところを縫います。
この時、持ち手がある場合は、重なりの部分は返し縫いをして2重縫いをしておきます
脇タブは最初に縫い付けてもいいですが、確認しながら進めるときは、この時点で縫い付けてもOKです
端から5mmのところに仮止めします
外布、内布同士を重ねて、縫い合わせのところを待ち針でしっかり留めておきます。縫い代は外布側に片倒しします
内布の底から1.5cmのところに印をつけておきます。ここは折り上げて縫います
こちらは少し細かくなりますので、説明させていただきますと
外布は底布を内側に折り込んで縫ったところです。
内布は10mm幅のバネ口金を使用した時の、返し口を作る方法での縫い方の紹介になります
バネ口金用に3cm縫い残し、返し口のある辺は、1.5cmだけを縫い(グリーンの線)5cmの返し口を開けて(赤い線)、さらに底を1.5cm(水色の線)で折りあげて縫ったところです
もし、返し口を作らない方法で仕上げる場合は、赤い線と緑の線は不要になり、
バネ口金用の3cmを3.8~4cmに変えて縫い残してください
返し口を作らない場合や、持ち手付きのポーチは内布はこのように縫います
返し口から表に返し、返し口を縫って閉じた後、バネを通します
持ち手用のカン付の口金はペンチを使って仕上げます
(別画像で紹介しています)
つづいて、返し口を作らず、バネ口金の通し口を3.8~4cmにした場合や、巾着に仕上げる場合は、端から5mmのところを縫い足しておきます
そうすることで、口金の通し口が狭くなり、バネ口金のサイズが1cm幅のものでも作ることが可能です。
*15mm幅の場合はこの作業は必要ありません
口金を通す時は、両方同時に差し込んで、出てきたほうにピンを仮で刺しておくと、中に入り込みすぎずに作業が進めやすくなります
糸が引っ掛かりやすいので、目打ちを使うのが特にお勧めです
市販の持ち手を使うと、らくちんにできちゃいます
仕上がってから、ワンポイントに革を付けるとおしゃれ度UPしますよ!
合わせる底布の表情も楽しんでみてくださいね
さて、3日間連続で紹介させていただきました、プレゼントにもお勧めな布小物3点。いかがだったでしょうか?
作り方はほとんど同じで、サイズも同じということにお気づきでしょうか?
一つ作り方を覚えたら、アレンジもしやすいようにパーツのサイズも覚えやすいように工夫してみました
3日間連続で紹介してきましたこちらのポーチの作り方はYouTubeでも紹介しています。
他にも楽しんで頂けるコンテンツを増やしていますので、是非この機会にチャンネル登録もどうぞよろしくお願いします。
これからも皆様にハンドメイドライフを楽しんで頂ける投稿を続けていきたいと思っております。これからの秋の夜長に、お家にある余り布で是非作ってみてくださいね!作り方がお役に立てれば幸いです
最後までお読みくださりありがとうございました!
手芸講師・ハンドメイドクリエイター
猪俣友紀