【河内長野市】味香一正宗を醸造していた、三日市町の登録有形文化財八木家住宅路地奥にある意外なものとは
今も河内長野に残る高野街道、河内長野駅近くにある酒蔵通りと、三日市町駅から北側の通りの建物に歴史を感じますね。
三日市町駅近く高野街道沿いには古い建物が何軒かありますが、その中でも有名なのは登録有形文化財に指定されている八木家住宅です。
説明版があります。三日市宿の中にあって木綿問屋から酒造りを行ない、味香一正宗(みかいちまさむね)が醸造されていたそうです。ネーミングは「味と香りが一番」と書いて「三日市」とかけていたそうです。
昭和の初期のころには酒造りは終わっているとのことでしたが、「味香一」の名前は三日市小学校区情報紙として令和の現在も残っています。
八木家住宅の母屋は18世紀後半ごろの建物で、土蔵は19世紀後半にできたとのこと。母屋と土蔵はいずれも平成20年に国の登録有形文化財になったそうです。
さて、八木家住宅の横に細い路地があったのでとても気になりました。行き止まりかもしれませんが、とりあえず奥に行って見ることにしました。
塀から八木家住宅の建物が見えます。
さらに奥に歩いていきます。何があるのでしょう。
道が細くなり少し下っていますね。
さらに歩いていきます。
到達したのは小さな水路でした。
水路の正体は位置関係でわかりました。実は1年近く前に調べた水路で、片添町付近から現れる地図に乗っていない小さな水路が、高野街道の裏側につづいており、最終的に天見川に流れている水路の一部だったのです。
表街道はよく歩いていても、裏側は意外に知らないもの。覗いてみると意外なものがありました。ただ路地奥が行き止まりになっている場合もあるので、今回はラッキーだったような気がします。
八木家住宅
住所:大阪府河内長野市三日市町1109
アクセス:南海三日市駅から徒歩3分
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