すぐに散らかる「残念なランドセル収納」3つの理由を小学生ママ歴10年の整理収納アドバイザーが解説
「せっかくランドセル収納をつくったのに、子どもが全然片づけてくれない!」そんなお悩みをもつ小学生ママは多いですよね。じつは、片づかないのには理由があるのです。整理収納アドバイザーであり、小学生ママ歴10年目の筆者が、ランドセルが散らかる3つのパターンと解決法をお伝えします。
散らかるパターン⒈「位置が高すぎる」
ランドセルに荷物を入れると、どのくらいの重さになると思いますか。息子が1年生のとき、実際に教科書を入れて計ってみたのですが、その重さはなんと3.6kg。大人でも「ズッシリ」と感じる重さです。小さな子どもにとって、重たいランドセルを毎日片づけるというのは、大人が思うより大変な作業なのです。
少しでもラクに片づけられるよう、ランドセル収納は腰より低い位置につくりましょう。それより高いと、毎日の上げ下ろしが大変!結局、床にポイッとされてしまいます。フックに掛けたり収納の中に入れたりせず、低めの棚にポンっと置くだけの、簡単な方法がおすすめですよ。
散らかるパターン⒉「スペースが狭すぎる」
学年が上がるにつれて、習字道具や絵の具道具など、学用品はどんどん増えていきます。週末には体操服や上靴を持ち帰りますし、長期休みになると、辞書やお道具箱も加わって、とにかく荷物が多い!置くスペースが狭いと、あっという間にあふれ返ってしまいます。「スペースが余るかな。」と感じるくらいゆとりある収納にしておくと、学用品が増えても散らかりにくいですよ。
散らかるパターン⒊「リビングから遠すぎる」
先述したように、教科書の入ったランドセルはかなりの重さ。「学校から帰ったら、一刻も早くランドセルを下ろしたい!」というのが子どもの本音でしょう。実際わが子達も、「ただいま〜。」とランドセルを下ろしながらリビングに入ってきます。いったん下ろしたランドセルを、他の部屋や2階に片づけるなんて、そんな面倒なことはしてくれないですよね。
片づけやすいよう、ランドセル収納はなるべくリビングから近い場所につくってあげましょう。筆者宅でも、ランドセルなど学校関係のものは全てリビングに置いています。子どもの様子を近くで見られるのも、よい点ですよ。
子どもの目線で考える
ランドセルがいつも散らかるのは、片づけにくい、使いにくい収納が原因かも。子どもの目線に立って「置く場所の高さ・スペースの広さ・リビングからの距離」を考えることが大切です。いつもランドセルが床に置きっぱなし、というかたは、この機会に見直してみてくださいね。
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