温泉好きな人におすすめしたい!リーズナブルに草津温泉の希少なわたの湯を源泉かけ流しで楽しめる宿
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草津温泉のわたの湯をご存知ですか?知っている人はかなりの温泉通!今回紹介するのは、希少なわたの湯を源泉かけ流しで楽しめ、しかも素泊まりなら5,000円前後で泊まれるときもある宿。おひとり様もOKですよ。
綿に包まれているようなわたの湯
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国内外から多くの観光客が訪れる草津温泉。 毎分32,300リットルと自然湧出量は日本一。万代鉱・湯畑・白旗・西の河原・煮川・地蔵源泉の6つの源泉が有名ですが、実はわたの湯・湯川の湯など、あまり知られていない源泉もあります。
今回紹介するのは、わたの湯。わたの湯をひいている宿は、草津温泉でも限られています。わたの湯は、硫黄泉で強酸性にもかかわらず、肌には優しいお湯。まるで真綿に包まれている様なやわらかな肌触りから、その名がつきました。また、湯の花が多く白っぽいお湯なのもわたの湯の特徴です。
草津温泉バスターミナルから徒歩2分の「飯島館」
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飯島館は大正13年(1924年)創業。今年で100年になる歴史のある宿です。
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鉄道が来ていない草津温泉の交通の要、草津温泉バスターミナルからは歩いて2分。バスターミナルを出ると、飯島館が見えます。
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観光の中心ともいえる湯畑までも徒歩3分です。
自宅のようにくつろげるお部屋
![古いけれど掃除が行き届いているお部屋](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/satochin/article/01630020/image-1704976941759.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
この日はひとりで利用。お布団は敷いてありました。
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ところどころに雪が残っているような寒い時期でしたが、炬燵があるのでポカポカです。
地上3階、地下1階の建物。古い建物なのでエレベーターもエスカレーターもありません。トイレも共同で、筆者が泊った3階にはトイレがありません。階段を降りて2階のトイレを利用しました。なので万人受けの宿ではないと思います。それでもわざわざ紹介するのはお湯がいいからです。
湯畑とわたの湯、2つの源泉が楽しめる。
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2つの貸切風呂と男女別のお風呂、4つのお風呂があり、湯畑源泉とわたの湯をどちらも加温・加水・循環・消毒なしのかけ流しで、24時間いつでも楽しめます。
※浴室掃除後お湯を張るときのみ加水しています。
貸切風呂は予約制ではなく、空いていたらいつでも利用できます。
地下1階 男女別のお風呂・貸切風呂(地下1階)
![女性用の浴室](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/satochin/article/01630020/image-1704979488700.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
地下1階には男女別の浴槽と貸切風呂がひとつあって、お湯は湯畑源泉です。こちらは女性用の浴室。
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ほとんどの人が貸切風呂を利用してこちらに入る人が少ないのか、温度は高めでした。
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こちらは地下1階の貸切風呂。前の人たちが加水したようで、入りやすい温度です。
1階 貸切風呂(わたの湯)
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1階の貸切風呂がわたの湯です。湯畑源泉に比べると硫黄の香りが強い。
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温度は44~45度くらいでしょうか。気合をいれて入る温度。
わたの湯は、肌にやさしいマイルドなお湯と言われていますが、いつも私の入るわたの湯は温度が高めで、実はあまりマイルドだなと感じたことがないのが正直な感想です。でも、硫黄の香りが強くて、温泉気分が高まります。
体も芯から温まるので、ホカホカ状態でお部屋まで戻れました。
バスアメニティはすべての浴室に用意されています。
素泊まりでも安心
食事のおいしさも定評があったのですが、調理担当の方がやめてしまったため、現在は素泊まりのみとなっています。でも、歩いて2分の場所にはローソンや食事処があり、湯畑まで行くとお店もたくさん!
朝食もおいしいモーニングのお店まで、歩いて8分ほど。
草津バスターミナル2階の喫茶 バーンホーフも、朝8時半から営業しています。
宿の方達も親切で、とてもアットホーム。マスコットとなっているインコのぴーちゃんもいます。
気になる宿泊料金は、スキーシーズンや繁忙期じゃなければ素泊まりで5,000円を切ることも。筆者は12月末にひとりで利用しましたが6,500円でした。
※別途入湯税150円/1人かかります。
ゆったり温泉を楽しみたい人にはオススメの宿です。
飯島館
住所 群馬県吾妻郡草津町草津447−8
電話 0279-88-3457
日帰り入浴 要電話確認
公式ホームページ 飯島館(外部リンク)
※若干情報が古いです。