【元汚部屋歴10年】これがラストチャンス!汚部屋を脱出するために本気でやめたコト5選
筆者は20代から汚部屋で10年以上1人暮らしをしていました。何度も片づけに挑戦しては失敗ばかりでしたが「これが最後!」と本気で汚部屋を脱出した時にやめたコト5つを今回ご紹介します。
1.収納は考えない
片づけで失敗ばかりの頃は、家にある物を「どうしまったら片づくか」と収納で解決しようとしていました。ほとんどいらない物ばかりなのに捨てるよりしまい込めばスッキリすると勘違いをしていたのです。そんな失敗をくり返えし、床も見えないほどの汚部屋になってようやく「捨てないと解決しない」と学びました。
いらない物を徹底的に捨ててからでないと本当に必要な物の数が分からない。収納はいらない物を捨てた後に考えることだと考えを改めてからは捨てることだけに集中しました。
汚部屋脱出して整理収納アドバイザーになった今でも片づけをする際、収納は考えず捨てることに集中しています。収納は必要な物だけをしまえばいいのですから。
2.物を買いすぎない
部屋中ゴミだらけだった汚部屋を片づける時に、物を買いすぎないことも心がけました。一生懸命ゴミを捨てても毎日コンビニで弁当やお菓子を大量に買ったり、服や本を買い漁っていては家の中の物はちっとも減りません。
家に入る物の量を抑え、家から出すゴミを増やすことでついに床が見えてきた時の嬉しさは今でも覚えています。当時の物を買いすぎない意識は衝動買いを抑えるだけでなく、本当に必要な物を選ぶ思考グセとしても役立っています。
3.結果を急がない
片づけを何度も失敗した要因のひとつが結果を急いだこと。汚部屋脱出前は「休日に全部片づける」「徹夜をすればなんとかなる」と短絡的に考えていました。しかし勉強やダイエットのように一朝一夕でできるものではありません。むしろ無理をすることで疲れが出てすぐに諦める始末。
片づけは始める時が一番モチベーションも高く結果を求めがちですが、冷静に取り組むことが成功のポイント。特に汚部屋は片づけに膨大な労力と時間がかかるものだと覚悟を決めることが大切です。結果は急がず地道に続けるうちについてくると経験してからは、今でも無茶な片づけ方はしていません。
4.自分を否定しない
片づけで失敗をするたびに「なんで片づけすらできないんだ」とダメ出しをして自分を責めていました。やがて「私はダメな人間」と否定をするようになり「どうせ私がやっても失敗する」とネガティブな姿勢が増えることに。自分を否定することで失敗しても言い訳をして出来ないことを正当化させていたのです。
しかし、自分を否定しても何も改善はされません。そのことに気づいてからは自分を否定することをやめました。「私ならできる」などの鼓舞もプレッシャーになるため無心で片づける日々でしたが、あきらかにゴミが減った部屋を見た時にやっと自分はダメじゃないと実感しました。
5.サボらない
筆者はゴミが地層のように重なった部屋に住んでおり、少し物を捨てただけでは変化が見られないほどでした。当時会社勤めだったため帰宅してから片づける毎日。いくら頑張っても減らないゴミと仕事疲れで「もう今日はいいや」とサボりたい気持ちが何度もありました。
しかし「これが最後」と決めた片づけではサボるのをやめることに。どれだけ疲れていても1個や2個はゴミを捨てるようにすると習慣化されるようになったのです。たった1個のゴミを捨てても変化はなさそうですが、その積み重ねで部屋はスッキリする。このことに気づけたのもサボることをやめたからだと思っています。時には休憩も大事ですが、片づけが苦手な人こそずるずるサボらず、1個でも捨てるクセをつけると汚部屋脱出も早く達成できますよ。
本気で片づけたいなら生活や思考も見直そう
片づけで失敗するには理由があります。確かに失敗すると落ち込んでやる気も失せてしまいますが、生活や思考を見直すヒントも隠されています。失敗しても腐らず振り返り改善するうちに成果が現れるはずです。ぜひ、本記事を参考にして汚部屋脱出を目指してみてくださいね。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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