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【藤沢市】だれも居ない開花寸前のお花見スポット。だいぶディープな場所だけど、レトロな感じが凄くいい

ころんころライター(藤沢市)

【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~

藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。

19カ所目は、藤沢市葛原にある『瀧出現不動尊』と『葛原公園』。だいぶローカルでディープなスポットですが、ここはぜひ覚えておきたいエリアです。

このあたりは、公園・神社・公園・神社・・・と、公園と神社が交互に並んでいるちょっと不思議なエリア(『くずはら里山広場』と『皇子大神』は、後日改めてご紹介しますね)。

そのなかの『瀧出現不動尊』と『葛原公園』は、敷地内に貫禄ある桜の木が何本もあり、地元の人だけが知る穴場のお花見スポットです。そろそろ咲く頃かな?と思い、ようすを見に行ってきました(2022年3月24日撮影)。

広場の柵からはみ出した大きな桜の木。日当たりが良いため、どの木の蕾も開花寸前。

なかにはもう蕾が開き始めている桜も。

3月下旬には満開となりそうな予感ですね(お天気が少し心配ですが…)。

『瀧出現不動尊』と『葛原公園』は隣り合っており、公園の敷地の中に神社があるようなイメージ。ゲートボールなどができる広場と遊具のある公園の間に『瀧出現不動尊』がはさまれています。

写真の通り、いつお散歩に来てもあまり人に会うことのないとても静かな場所です。

桜の木に囲まれた広場
桜の木に囲まれた広場

広場のなかにある階段をのぼると・・・

その先にはお地蔵さんが。階段は境内の一部につながっています。

そしてこちらが『瀧出現不動尊』の正面。

この左側にはさきほどの広場が、右側には公園がある
この左側にはさきほどの広場が、右側には公園がある

『瀧出現不動尊』と書かれた石碑
『瀧出現不動尊』と書かれた石碑

【滝不動】(参考外部リンク:藤沢市観光公式ホームページ
滝不動は、もと明滝山長盛寺の廃跡にあるお堂です。天保12年(1841)成立の『新編相模国風土記稿』によると、慶安5年(1652)に村人の与右衛門に夢のお告げがあって、境内の滝のそばから不動像が出現したと伝え、当地の領主であった旗本の長田重正が承応3年(1654)に病気になった時、その霊験で治癒したので、翌年にお堂を建てたということです。

そういえば、さきほどの広場の一角に“人工池”の跡が残されているのですが・・・

写真中央/人工池の跡
写真中央/人工池の跡

ここは“不動像が発見された滝”があったとされる場所なのだとか。

また『瀧出現不動尊』の正面に構える社殿だけを切り取って見ると神社にしか見えませんが・・・

角度を変えて撮ると、社殿と並ぶようにしてブランコや滑り台があり『瀧出現不動尊』と『葛原公園』が同じ敷地にあることがわかりますよね。

こんなつくりなので、お年寄りと子どもたちが一緒にくつろげる場所といえるでしょうか。広場も神社も公園も、昭和レトロ感を残したなんとも良い雰囲気(昭和を知らない若い子には、かえって新鮮に映るかも。笑)。

そして『葛原公園』の桜も、さきほどの広場の桜と同様に開花寸前。今にもはち切れそうな蕾でした。

もう何日かで見頃を迎える『瀧出現不動尊』と『葛原公園』の桜。訪れる人の目を楽しませてくれそうです...!

基本情報
『瀧出現不動尊』『葛原公園』
住所:藤沢市葛原1919
※駐車場は無いため、行かれる際は公共交通機関をご利用ください。

【関連情報・お花見はお団子と一緒に(和菓子屋さん)】
藤沢北部
菊野屋製菓舗
四季菓庵いわかめ
御菓子司 昭和堂菓子舗 遠藤店
藤沢南部
近江堂(おうみどう)
御菓子司 松月(しょうげつ)
一菓(いっか)

ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所超え。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※毎週日曜の20時10分に、LINEを通じて1週間分の記事を「まとめてお届け (ダイジェスト配信)」しています。友だち追加すると、藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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