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【仕事始め】どうする? 2020年最高のスタートを切るために描くべき『年間貢献地図』とは?

横山信弘経営コラムニスト
(写真:ペイレスイメージズ/アフロイメージマート)

■ ドラマティックな年になる2020年

いよいよ2020年がスタートした。ついに来た、2020年である。

何年も前から、経営者のみならず、一般のビジネスパーソンの中でも話題だった「東京オリンピック・パラリンピック」の年。

それだけではない。

中国の習近平国家主席が来日するし、アメリカ大統領の選挙もある。身近な話題では「同一労働同一賃金」か。2020年は、日本経済にとってビッグイベントが目白押しの年だ。(まさか新年早々、アメリカとイランとの間で緊張が高まるとは思わなかったが)

そんなドラマティックな年になること間違いなしの2020年。景気よくスタートしたいというビジネスパーソンも多いはずだ。

そこで今回は、どうすれば2020年に最高のスタートを切ることができるのか、解説したいと思う。心がけることは、たった一つでいい。2020年の『年間貢献地図』を描くことだ。誰にでも、15分もあれば完成する地図だ。この地図をつくることで一気に視座が高まり、2020年に自分の「やりたいこと/やるべきこと」を俯瞰することができるようになる。最後まで読んでもらいたい。

2020年の「年間貢献地図」を描こう。
2020年の「年間貢献地図」を描こう。

■ 時間間隔を取り戻す

さて、この年末年始は、曜日に恵まれたこともあり、9連休だった方も多いのではないか。

しかし9日間も仕事を離れると、復帰したときにすぐ感覚が戻らないものだ。運動と同じで、しばらく走っていない人が突然トップスピードで走りはじめると足を痛めてしまう。だから注意が必要だ。

気をつけたいのは「時間感覚」

よほどスケジュールに追われた冬休みを過ごしていない限り、休みの日は「時間」を意識する量が極端に減る。5分で何ができるか、15分であの作業を終わらせられるか、といった「時間感覚」が落ちてしまうのだ。

1日や2日間ならともかく、8日間も9日間も、ずっと「締め切り」や「期限」を意識しない日常を過ごしていると、「時間感覚」を戻すのに苦労する。

「生活のリズム」がおかしくなっても構わない。いつもより遅く起床しようが、昼に寝ていようが、夜遅くまで遊んでいても問題ない。大切なことは一定の区切られた時間の中で計画的に活動しているか、ということ。

もし9日間も計画性のない日々を過ごしていたら、連休最後の日ぐらいはがんばって1日のスケジュールを立て、その通りに活動してみよう。連休明けに仕事へ行きたくないという感情「連休明け憂鬱」から逃れるためのリハビリだ。

■ 大事なのは「仕事始め」の朝

では、幸先のいいスタートを切るためには、どうすればいいのか。

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経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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