【防災グッズ】コンテナに丸い穴?コンテナボックスの意外な使い道とは
防災グッズの必要性について分かっているつもりでも、使用頻度を考えれば優先順位は後回しになってしまいがち。収納場所もそれなりにとってしまうからこそ、使用頻度の高いアイテムと兼用できるものを持つのがポイントとなります。
今回は、防災用としても使えるちょっと変わった収納コンテナを暮らし研究家がご紹介いたします。
一見ふつうのコンテナボックス
よく見かける折りたたみタイプのコンテナボックス。1.4kgととても軽く、片手で持つこともできるほど。
組み立てれば、頑丈なコンテナボックスに早変わり。フタ付きで中身が見えないので、出しっぱなしにしてもすっきり見せることができます。
じつは非常用トイレにもなる!
そして、フタを開けると「丸い穴」。じつはコレ、「スツール非常用トイレ」という商品名で、折りたたみ式の簡易トイレにもなるコンテナボックスだったのです。1人当たり1日で5~8回ほど使うトイレは、準備ゼロだとライフラインがストップしたときに食事よりも困り勝ち。
「スツール非常用トイレ」は、4つのパネルをパタパタ立てるだけなので、10秒ほどで組み立てが完了します。サイズはMとLからお選びいただき、お色は、ブラックの他に、グリーンやグレー色からも選べますよ。「防災グッズ対象2024」を受賞するほど優秀なアイテムです。
Mサイズは子どもにちょうどよいサイズ感です。大人が座るとやや小さめにはなるものの、用を足すだけなら問題ありません。
本体サイズ
折りたたみ時 :(約)28x33.5x11.5cm
組み立て後 :(約)28x33.5x29.5cm
本体重量:(約)1.42kg
詳細はコチラをご覧ください。
用を足した後は、フタを閉めることもできます。処理をした後でも抵抗感のある人にとってはうれしいポイントですね。プラスチック製なので、もちろん丸洗いやアルコール除菌をすることも可能です。
収納兼用でムダにしない
とはいえ、非常用トイレの出番はかなり少ないでしょう。ふだんは、防災アイテム一式を収納したり、車に積んでおきたいものをひとまとめにしておくための収納として使うと、じゃまになりません。
家にいるときにはおうちのトイレに非常用トイレキットをセッティングすればよいですが、困るのは避難先やトイレが遠い野外に行ったとき。車持ちの人はトランクに積んでおくと安心です。車に常備できない人でも、折り畳んで持ち運びがラクなのでひとつあれば想像以上に安心できますよ。もはや非常用トイレ対策はマストだと言えるでしょう。
※使用の際は、別途トイレキットをご準備の上お使いください。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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