【やさしい】おにのお兄さん【描き方紹介】
こんにちは。イラストレーターのかとう・さくらです。
「今日からあなたも絵描きさん」をテーマに、楽しく絵を描くアイデアやコツをお伝えしています。
節分ですね。
豆まきはしましたか?
今日が土曜日なので、子供たちの幼稚園では昨日が豆まきでした。
登園前は「きょう、おにさんくるんだって…こわいなぁ…」と言っていた娘でしたが、
幼稚園に来たオニは、ふわふわ柔らかい金棒を持っていて、
あいことば「おにはそと」を言うとちゃんと離れていく、やさしいおにさんだったそうです。
「こわくなかったよ!」と笑顔で帰ってきました。
子供に好かれるおにさん、こんなお顔かな、と想像しながら描いてみました。
本日のお題は「やさしいおにのお兄さん」です。
準備するもの
・えんぴつ
・消しゴム (下書きをする場合)
※軽く耳や角の位置を下書きしておくと描きやすいですが、お手本の位置を参考に下書きなしで描いてもOKです。
その場合は消しゴムは無しで、お好きなペンが一本あれば準備完了です!
描き方
(1) 下書き
↑画像を参考に、縦長の丸に線と小さな丸を足します。
(2) 耳と輪郭
下書きの横線をまたぐように耳を、大きな丸の左下部分をなぞるように輪郭を描きます。
(3) 目、鼻、口
下書きの2本の横線の間にだいたいおさまるように目と鼻を、その下に口を描きます。
口にはキバも忘れずに。
(4) 角
下書きの小さな丸に合わせて、角を描きます。
下書きの丸が底面の三角柱を描くイメージで…左右の大きさを変えるのもポイントです。
模様も入れましょう。
(5) 髪
ふわふわのウィッグをかぶせるように髪を描きます。
手首ではなく腕全体を動かしながら描くと、やわらかな線が描けます。
(6) 目と眉
目の中を黒く塗ると、生き生きした表情になりますね。
眉は片方を下がり眉、もう片方をアーチ型にすると、心やさしい雰囲気が出ます。
(7) 首
耳と輪郭につなげて首元を描きましょう。
やさしいおにさんはきっとTシャツを着ているだろうと思ったので、丸首の襟も描いてみました。
(8)名前
下側が少しさみしかったので、名前を書きました。
ONI-SANです。
(9) 仕上げ
いよいよ最後の仕上げです。
下書きを消して、ほっぺや陰の部分に鉛筆で軽く色をつけました。
できあがり
やさしいおにさん、完成です!
いかがでしたか?
初めての方でも5分前後で描けるやさしいおにさん。
試してみてくださいね。
それでは、また。