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【ねこ】愛猫の似顔絵が欲しい方へ【自分で描く方法】

かとう・さくらイラストレーター

こんにちは。

イラストレーターのかとう・さくらです。

今日からあなたも絵描きさん」をテーマに、楽しく絵を描くアイデアやコツをお伝えしています。

九月も半ばですが、相変わらず残暑厳しい日が多いですね。

それでも朝晩は涼しくなってきて、秋が近づいているのだなと感じます。

秋といえば、芸術の秋。

愛猫をモデルに絵を描いてみませんか?

本日のお題は「背筋を伸ばして座る猫」。

手のひらサイズのシンプルな絵です。

黒のペン一本で、サラッと描いてみましょう。

描けたらおうちに飾れますよ。

ちょうど良いフレームも100円ショップで見つけたので、合わせてご紹介しますね。

それではご一緒に。

準備するもの

黒のペン (ボールペン、サインペン、万年筆など…お好きなもの)

下書きをする方は、 
えんぴつ
消しゴム
色を塗る方は、
着彩道具 (絵の具、マーカー、色鉛筆など…お好みで)
もご準備ください。

描き方

(1)下書き (無しで描けそうな方は飛ばしてOK)

正方形(黄色で示しました)より少し縦長の四角を描きます。

後で消すので、鉛筆で薄く描きましょう。

記事の後半で紹介するフレームを使う予定の方は、横3.5×縦4cmくらいにすると、ちょうど良いサイズになります。

四角の中に、丸を4つ描きます。

上の図をよく見て、真似してみてください。

それぞれ頭や体の位置の目安となる丸です。

一番大きな丸は、少し上を細くして卵形っぽく描きましょう。

耳、目、脚、尻尾の目安線を描きます。

具体的に描きたい猫ちゃんが決まっている場合は、上の図を参考にしつつ愛猫に合わせて目安線をズラしてもかまいません。

(例えば、垂れ耳にしたり、カギ尻尾にしたりなど)

これで下書きが描けました。

次は黒のペンに持ち替えて、本番線を描きましょう。

(2)輪郭を描く (下書き無しの方はここから始めてください)

やわらかな猫の毛を表現するために、輪郭線は繋げすぎず、短い線を組み合わせて描きます。

特にお腹や尻尾などは短い線を繰り返して、ふわふわ感を出しましょう。

長毛種だからもう少し長い線で、ほっぺが膨らんだ猫だからもっと丸顔に…など、アレンジも自由です。

(3)顔を描く

ここが一番難しくて、同時に一番楽しい所です。

あなたの愛猫はどんなお顔ですか?

うちの猫はまんまるお目々が印象的なので、黒丸の目にしました。

おひげも個性が出るところですね。

うちの子は、目の上の毛が目立つのでそれも描きました。

ここまで描けたら、そろそろ下書きは消しちゃいましょう。

すっきりしました。

次が最後の仕上げです。

(4)仕上げ

全体のバランスを見ながら、短い線を描き足します。

毛がふさふさしている所を中心に。

描きすぎると絵が重くなってしまうので、ちょんちょんと軽いタッチで描きましょう。

どこに描いて良いか迷ってしまったら、上の絵と同じでも良いですよ。

描けましたか?

白猫ちゃんなら、これで完成です!

描いた紙を切り抜いて、模様のある紙に貼ってみたり…

絵の具やインクで模様を足してみてもかわいい!

モデルにした猫ちゃんの毛色に合わせて着彩すると、一気にそっくり度が上がりますね。

私のモデルは耳がピンクの白黒猫です。

お疲れ様でした、絵はこれで完成です!

(5)飾ってみよう

描けた絵は、せっかくですからどこかに飾りましょう。

そのままマスキングテープで壁や手帳に貼るのも良いですが、今回はフレームに入れてみましょうか。

使うのは、こちら。

ペーパーフォトフレーム チェキスクエアサイズ(DAISO)

今回はましかくの絵なので、手前の黄色の方を使いましょう。

ブルーの方はフレームの窓が約4.5×6cmの長方形です。

模様などを入れて長方形に近い絵になっている方は、ブルーを使ってくださいね。

開けてみると、窓にはめる透明の板には、保護のための薄いシートが貼ってあります。

このシート、今から使うのでまだ剥がさないでくださいね。

保護シートを貼った状態で、透明の板の窓から見える部分に印を付けます。

細字の油性ペンで、四隅に印を描きました。

印を付けた透明板を取り出して、先ほど描いた絵に乗せます。

これで窓から見える位置に合わせて、紙を切ることができます。

場所を決めて、透明板の周囲をなぞったら、これが切り取り線になります。

切り取り線に沿って切り抜きました。

ここまでできたら、透明板の保護シールは剥がしてOKです。

お好みでフレーム部分に模様を描いたり、シールを貼ってもかわいいと思います。

できあがり

裏に磁石が付いたフレームなので、飾りやすいですね。

さっそく冷蔵庫に貼ってみました。

ブルーの縦長のフレームには、最近描いたかぼちゃの絵を入れておきました。

シンプルなフレームが好きなので、ひとまず装飾は無しにしましたが、フレーム下部に猫ちゃんの名前や年齢を書くのもいいかもしれませんね。

※上段の正方形のマグネットは、前回作り方をご紹介したものです。

よろしければ、ご覧ください→ 前回の記事

さて、いかがでしたか?

「背筋を伸ばして座る猫」のマグネットフレーム、身近な猫ちゃんをモデルに是非作ってみてくださいね。

それでは、また。

イラストレーター

うさぎと猫と恐竜が好きなイラストレーター。三重県出身、管理栄養士、二児の母。「かわいくて、ほっとする。やさしい世界」をコンセプトに絵を描いています。

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