【佐賀市】年に1度の“肥前びーどろ”アウトレット市は明日まで!佐賀が誇る伝統品が破格の値段で。
佐賀市の重要無形文化財である、手作りの吹きガラス“肥前びーどろ”。型を使わない宙吹きという技法で作られるガラス器は、伝統ある、神秘的で芸術的な存在です。
その“肥前びーどろ”の製造元として唯一残っているのが、佐賀市道祖元町にある「副島硝子工業(株)」です。
この土日、年に一度行われる工場直売のアウトレット市が開催されています!6月10日(土)~6月11日(日)。
初日、オープンしてすぐに行ってみました!
ここでは、宙吹きの中でもガラス竿を2本使い極力空気と触れぬように作る「ジャッパン吹き」という伝統技法が採用されています。現在、この技法で作っているのは副島硝子だけ。手作りで佐賀が誇る高品位のガラス製品ということもあり、日用品として買うにはちょっぴり贅沢ですが、このセール時期だけは特別価格で購入できます。
10時からオープンとのことで合わせて行きましたが、すでにレジは長蛇の列。工場横の駐車場が満車だったので、イベント時のみ利用できるという、近くの佐賀銀行の駐車場に案内してもらいました。
工場前の道は一方通行のため、注意。佐賀銀行の駐車場は奥行きがあり広かったので、空いていました。歩いて3分ほどなので、とても便利です。
初日オープンから大賑わい!人気シリーズも破格で販売中。
お店の方にお話を聞いたところ、オープンしてすぐに長い行列ができていたのだとか。毎回恒例の賑わいだそうです。カゴから溢れそうなほど商品をいれているお客さんも多く、皆さんの本気度が窺えます。
でも、それもそのはず。
人気の“虹色シリーズ”のグラスやタンブラーが2,000円引き!破格のお値段です。
これまた人気の、奥の青い淵の“縄文シリーズ”。ロックのグラスが通常4,290円→1930円と大幅な値下げです。その差はなんと、2,360円!思わず二度見してしまいました。
カゴいっぱいにいれたお客さんたちがいながら、まだまだ棚には商品がたくさん。1日目でなくなってしまうのでは…?と心配になるかもしれませんが、「明日も開催予定ですよ~」と仰っていました。確かに、行ってみるとまだまだ残っていてひと安心。とはいえ、これも初日の11時ごろの状態。明日行く方は早めがおすすめです!
個人的にイチ押しは奥のカラフルなグラスゾーン。400円、500円台で並んでいてびっくり。アウトレット商品としての販売ですが、手作りだからこそ1つ1つ違いがあって、味があって…それがまた素敵だなぁと見惚れました。
びーどろで作られたネックレスなども販売されていました♪
大人気でお客さんが殺到するので、子連れのお買い物は厳しいです。今回、私自身も身軽ではなかったため、お店の方とお話してちょこっと店内を回り、迷惑にならぬよう退散しました。レジまではたどり着けないまま店をあとにしたので、後ろ髪をひかれる思いで…明日、またリベンジ予定です!商品が残っていることを願って…。
※ちなみに店内の写真撮影や掲載の許可は頂いております。
父の日の贈り物にも喜ばれそうです。ただし、セール品のため箱や包装材がなく、ラッピング対応はしていません。簡易包装になるので、自身でラッピングしてプレゼントすると良いですね♪
普段は敷居が高い高級品ですが、こういったセールをきっかけに購入し、少しずつ日常の中に取り入れていけたらいいなと思います。芸術を深く語れるほどの知識はありませんが、やはり地域に残る伝統品を見守り、残していきたいと改めて感じる機会にもなりました。
明日も10時からオープンです!