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ひとり旅はさびしい?「ソロ温泉に向いている人の特徴」5つ

高橋一喜温泉ライター/編集者

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温泉が恋しい季節、ひとりでゆっくり温泉旅行(ソロ温泉)に出かけたくなる、という人も多いだろう。

一方で、実際にひとり旅に出かけることを躊躇してしまうという人も少なくない。「ひとり旅はさびしいのでは?」「ひとりだと退屈してしまうのでは?」と不安になり、二の足を踏む人も多いようだ。

たしかに、ソロ温泉に向いている人と、そうでない人がいるのは事実。そこで今回は、ひとりでの温泉旅を楽しめる人の特徴について5つ紹介したい。

①ひとり耐性がある

当たり前だが、ひとり旅は計画の段階から旅の当日まで、すべてひとりでこなすことになる。普段からひとりでいることに耐性がない人にとって、ソロ温泉は苦痛でしかないことも想定できる。

ひとり耐性があるかどうかは、日常生活から推測できる。たとえば、「ひとりで飲食店に入れる」という人は、ひとり旅でも極度なさびしさを覚えることはないだろう。かえって、ひとりの時間が心地よいかもしれない。逆にファストフードでさえも一人で利用することに抵抗がある、という人はソロ温泉には向いていない可能性が高い。

②スマホをいじらなくても平気

「日常的にスマホをいじらなくても時間をもて余すことがない」という人は、ひとり旅に向いている可能性が高い。たとえば、1日スマホを使わなくても問題ないなら、ひとりでの時間の過ごし方が確立されている証拠。きっとスマホを見る以外の趣味や好きなことを持っているのだろう。

そういうタイプの人は、旅先でも本を読んだり、自分の興味のあるスポットをめぐったりと、ひとりでも充実した時間を過ごすことができる。

③日常的にSNSを利用している

②でスマホをいじらなくても平気な人はひとり旅に向いている、と書いたので矛盾するように感じるかもしれないが、日常的にSNSを更新したり、交流したりしている人は、ひとり旅に向いているかもしれない。

SNSを積極的に利用している人は、ネット空間に居場所があるということでもあるので、ひとり旅も苦ではない可能性がある。たとえば、自分が訪れた温泉地や観光スポット、グルメについて投稿して、フォロワーとメッセージのやりとりをする。そのような時間や人とのつながりに幸せを感じる人であれば、ひとり旅は非日常を味わうエッセンスとなる。

④こだわりが強い

自分の好みやこだわりがはっきりしている人は、ひとり旅に向いている。誰かといっしょに出かける旅行だと、必然的に同行する相手の好みに合わせる必要がある。たとえば、「宿や設備が洗練されているかよりも、ひなびた宿でいいから源泉の質にこだわりたい」という人であれば、同行者も同じような好みを持っていないと、お互いに不満がたまってしまう恐れもある。

ひとりで何でも自由に決められる「ソロ温泉」なら、他人の嗜好に振り回される心配はない。

⑤とにかく温泉が好き

ソロ温泉の主目的は、当然温泉である。上質な湯につかり、宿でゆっくりと時間を過ごす。そのような時間に幸せを感じる人であれば、ひとり旅は苦ではないはず。

「旅先での会話や観光なども楽しみたい」という人はひとり旅にさびしさを感じるかもしれないが、ひたすら湯を楽しみたいという人は、旅館に滞在し、温泉街を散策するだけでも満足するだろう。湯めぐりをして源泉の違いを楽しみたいというタイプは、ソロ温泉を存分に楽しめるに違いない。

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3900超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)のほか、『有吉ゼミ』『ヒルナンデス!』『マツコ&有吉かりそめ天国』『スーパーJチャンネル』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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