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YouTubeで2億時間記録、東京2020は「ストリーミング・オリンピック」の幕開けだった

長谷川朋子テレビ業界ジャーナリスト
(写真:ロイター/アフロ)

 東京2020大会のデジタル視聴記録の結果が各メディアから公表されつつある。YouTubeは期間中、2億時間以上を記録し、ディスカバリーではデジタルプラットフォームの新規有料会員数を約3倍に増加させた。これらの数字は「ストリーミング・オリンピック」の幕開けを象徴するものなのか。

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テレビ業界ジャーナリスト

1975年生まれ。放送ジャーナル社取締役。国内外のドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー番組制作事情をテーマに、テレビビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。得意分野は番組コンテンツの海外流通ビジネス。仏カンヌの番組見本市MIP取材を約10年続け、日本人ジャーナリストとしてはこの分野におけるオーソリティとして活動。業界で権威あるATP賞テレビグランプリの総務大臣賞審査員や、業界セミナー講師、行政支援プロジェクトのファシリテーターも務める。著書に「Netflix戦略と流儀」(中公新書ラクレ)、「放送コンテンツの海外展開―デジタル変革期におけるパラダイム」(共著、中央経済社)。

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