商業施設「KITTE大阪」が2024年7月31日（水）にオープンしました。大阪駅直結で、さまざまな店舗がそろう期待大な施設ですが、今回はその中から、黒毛和牛焼肉「ABURIYA arata」をご紹介します。

KITTE大阪の4階へ

「ABURIYA arata」は、焼肉ダイニング「ワンカルビ」を全国に展開する、株式会社ワン・ダイニングが手がけるお店。創業60年、肉一筋のノウハウが詰め込まれています。

「高品質な黒毛和牛の真のおいしさを味わっていただきたい」という想いから生まれた同店。使用するのは、目利きが農場に赴いて選んだ九州産黒毛和牛の特選部位です。

お店があるのは、KITTE大阪の4階レストランフロア。店内はカウンター9席と4名テーブル8席、6名テーブル1席（個室）の全47席。カウンターには1人1台のロースターが設けられています。

今回いただいたのは全20皿の「arataスペシャルコース」（7,500円）。

特選の牛肉からサラダやご飯、冷麺、デザートまで、少量20皿のコースという形式で提供されますので「少しずつ、いろいろ食べたい」という方にもピッタリ。コース料理にすることでフードロスをなくし、SDGsへの貢献も目指しています。

ドリンクも、マッコリからソフトドリンクまで、焼肉と相性の良いものがそろっています。ジャパニーズウイスキーは「響」「山崎」「白州」「知多」 など8種をラインアップ。

いいお肉を少しずつ、ゆっくりと味わいたいときにピッタリなお店です。

「arataスペシャルコース」

お次は「arataスペシャルコース」の内容をご紹介しましょう。前菜は「白いんげん豆の冷製スープ」。北海道産の白インゲン豆を使用しています。

そして次に登場したのは「黒毛和牛リブロースユッケ」。リブロースの柔らかい部分を使用したこちらには、京都産の濃紅（のうこう）たまごをたっぷりつけて。のっけから期待感が上がりますね。

オクラとミョウガのサラダでさっぱりとしたら、「厚切り牛タン」と「上塩タン」、「タンカルビ」と牛タン3連発。

カウンターのロースターで、好きな具合に焼きましょう。

厚切り牛タンにはしっかりと味がついていますので、そのまま。上塩タン、タンカルビには、たっぷりのネギ塩か、ごまの葉のしょうゆ漬けと一緒にいただきます。

そして、小ぶりなサイズ感がうれしい「牛タンシチュー」。タン先を柔らかく仕上げ、白インゲンのピューレとバジルソースを添えて。口の中でとろけます。

厚切りステーキも登場

さらに、スペシャリテ「黒毛和牛厚切りリブロースステーキ」が登場。5分の砂時計を見ながら、好みの焼き加減に。その後、スタッフがカットしてくれます。

レアでも食べられるお肉ですが、焼き足りない時はカット後に追加で焼いてもOK。目の前にロースターがあるので、好みの焼き加減で楽しみましょう。

箸休めの柚子シャーベットで口を整えたら、焼き野菜、ポッサムキムチのルーレときて、またお肉！「本日の黒毛和牛」と「黒毛和牛焼きすき」です。

本日の黒毛和牛。この日はリブロースと赤身でした。こちらはタレでいただきます。

黒毛和牛焼きすきのお肉は、細かくサシが入ってきれいです。

サッと炙ってたまごをたっぷりつけて。ああ、口の中でとろける……！

締めには、「盛岡冷麺」と「黒毛和牛と蕪の土鍋ごはん」が用意されています。冷たい盛岡冷麺は、さば節のうま味がきいた出汁と、歯ごたえのある麺がたまらない！

黒毛和牛と蕪の土鍋ごはんは、プレミアム米・新潟県産“新之助”に、黒毛和牛から取った出汁を加え、具材にも黒毛和牛を使用しています。

こちらのごはん、おなかいっぱいの場合は、スタッフに声をかけると持ち帰り用におにぎりにしてくれますよ。これはうれしい！

デザートは「自家製プリン」、「バニラアイス季節のフルーツ添え」、「よもぎアイス」から選べます。コーヒーか薬膳茶と共に味わいましょう。

旬の食材を使用するため、コースの内容は季節によって変わります。こちらの内容は9月まで。

あとは、少し手軽な全10皿の「arata ランチコース」（3,500円）もあります。こちらには「特選黒毛和牛カレー」がつくんですって！　ああ、おいしそう。どちらにしようか迷ってしまいますね……。

大阪駅周辺のお出かけの際はぜひ、シックな空間でワンランク上の焼肉をお楽しみくださいね。

取材協力：黒毛和牛焼肉「ABURIYA arata」