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【神戸市須磨区】神戸須磨シーワールドへは須磨ビーチトレインで!海を眺めながら快適電動走行、車窓動画も

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

神戸須磨シーワールドへのアクセスは、車以外だとJR須磨海浜公園駅から歩く方が大半かと思いますが、もう一つ新しいアクセス手段がスマシー開業と同時に誕生。それが6月1日から土日祝日と夏休みに運行される「須磨ビーチトレイン」。

JR須磨駅前から東広場駅を経由し、シーワールド南駅までを20分弱で結んでいます。

ただ、6月6日(木)及び6月8日(土曜日)から6月13日(木)までは、毎日運行されます。

JR須磨駅前の乗り場は、駅から海側への階段を下りて東方向に少し歩いたところ。階段を下りたすぐ前ではないのでご注意を。

ここに券売機があります。片道500円(3歳以上対象で大人、子供の区別はありません)。

運行ルートはこちら。

「JR須磨駅」発の「シーワールド南駅」行きは、9時30分〜16時30分の毎時30分発です。

画像:株式会社ワールドインテック 須磨ビーチトレイン 公式サイト
画像:株式会社ワールドインテック 須磨ビーチトレイン 公式サイト

須磨ビーチトレイン「JR須磨駅」のすぐ横にはJRの線路があり、タイミングが合えばJRの車両と須磨ビーチトレインとのツーショット写真も撮れます。鉄道ファンにもオススメですね。

乗車すると、可愛いシャチが描かれた神戸須磨シーワールドのオリジナルうちわが貰えました!

車両は環境に配慮した電動(EV)型。エアコンもよく効いていて、定員は45名(車いす利用者1名)で車いす用のスロープも用意されています。外観は蒸気機関車風で2つの車両を引っ張って走行。見た目も可愛いですね。子供も大喜びですよ。

途中、山側にBBQができる「ビースタ」というお店が見えてきました。こんなところにお店あったんだ〜と新たな発見も。

ここを過ぎると右折し、より海が近いところの道路へ。

見た目は蒸気機関車ですが、あくまでも電動自動車なので道路を走ります。ただ自動車専用道でもないので途中で人や自転車に遭遇。その都度スタッフの方が降りて、安全を確認しながら進んでいきます。そのため歩くぐらいの速度でゆっくり。

でもこれぐらいのスピードがちょうどいい。の〜んびり、須磨海岸の綺麗な海や須磨海浜公園の松林を眺めながら進んでいきます。冷房も効いているので暑い日でも快適。気持ちいい〜。

10分ほどで須磨海浜公園が見えてきます。

2023年9月、須磨海浜公園の西半分に「松の杜ヴィレッジ」という新施設ができました。全3棟の建物には兵庫県初出店の「レッドロブスター」も。詳細はこちらの記事を。

乗車時にどこで降りるかを聞かれるので、この辺りで降りたい方は、「東広場駅で降りたい」と伝えておきましょう。

神戸須磨シーワールドのアクアライブ(水槽展示、ペンギンなどがいる)へは、メインのゲートから入るより「東広場駅」で降りて行くほうが少し近いです。

アクアライブ1階には水槽がある無料エリア「須磨コレクション」が設けられていて、その先に有料エリアへの入館ゲートがあります。無料エリアについてはこちらの記事でご紹介しています。

BE KOBEのモニュメントを過ぎるといよいよ神戸須磨シーワールドが見えてきます。

どうですか?JR須磨海浜公園駅から歩くよりも、海を眺めながら向かうほうがワクワクしますよ。ドルフィンスタディアムとオルカスタディアムが見えてくると気分も高まってきます。

ゆっくりの走行ですが、風景を楽しんでいたらあっという間に「シーワールド南駅」に到着!

神戸須磨シーワールドホテルがよく見えてますね。ここから神戸須磨シーワールドの入館ゲートがあるエントランスまでは徒歩約3分ほど。

「JR須磨駅」を9時30分発の便に乗車すると10時の開館時間前に到着しますが、実際には入館待ちの行列に並ぶ必要があります。筆者が乗車した平日は、9時48分に到着し、9時50分に開館待ちの列に並び、10時8分に入館できました。このあたりの詳細は、「神戸須磨シーワールドを効率よく楽しむ!シャチはいつから並べばいい?混雑具合は?(平日編)」の記事で詳しくご紹介しています。

「シーワールド南駅」発の「JR須磨駅」行きは、10時〜17時の毎正時発です。神戸須磨シーワールドからのお帰りに乗ってもいいですね。普通しか停まらないJR須磨海浜公園駅よりも快速が停車するJR須磨駅のほうが便利ですよ。

最後に、車内の様子、車窓風景をノーカット動画でどうぞ!

基本情報
須磨ビーチトレイン(運行事業者:株式会社ワールドインテック)
運賃:片道500円(3歳以上対象)
運行日:当面の間、主に土日祝日及び夏休み等に運行
※下記の日程は毎日運行。
2024年6月1日(土曜)~2024年6月6日(木曜)
2024年6月8日(土曜)~2024年6月13日(木曜)
時刻表等、詳細はこちらの公式サイトを→

※運行日・時刻表などは変更になることがあります
※天候により中止する場合があります

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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