2~3月は子どものわがままが増える!登園しぶりや「できない」「やって」が増える原因を解説!
去年の4月に入園・進級してから、あっという間に1年が経とうとしています。初めは不安そうだった子どもも、すっかりクラスに慣れてもう完璧!…と思ったら、最近になって急に「できない!」「ママやって!」が増えたり、「園に行きたくない」と登園をしぶるようになったりしていませんか?
実はこれらは、2~3月になると子どもによく見られる姿なんです。
2~3月に子どもがわがままになる理由
家で子どもにこんな言葉をかけていませんか?
「もうすぐ年長さんだね!」
「次はお兄さんになるんだね!」
「さすがもうすぐ1年生!」
新年度への気持ちを高めるために、こういった声かけをよくするようになるのが2~3月ごろです。
もちろん家庭だけでなく、園でも先生たちがこういった声かけをするようになります。
言葉にプレッシャーを感じる子どもたち
これらの声かけを受けて、素直に「楽しみ!」と思える子ばかりではなく、それをプレッシャーに感じてしまう子がいるのです。
この時期、急に「できない!」「やって」とわがままを言うようになる子は、後者に当てはまる子が多いのです。
新学年への不安からわがままが増える
親や先生たちがよかれと思って言っているこの言葉が、子どもの不安を大きくしている可能性があります。
「新しいクラスになったら、どうなるのかな?」
「お兄さんって言われても、できないかもしれない…」
「できない」をアピールしたり、園に行くのをしぶることで、これらの不安な気持ちを発散しているんです。
親はどう対応したらいいのか?
まずは子ども本人に、新しい学年になることが楽しみかどうか聞きましょう!
「楽しみ!」と答える子には、これまで通りの声かけや対応でいいでしょう。
しかし表情を曇らせたり「楽しみじゃない」という子には、丁寧な対応が必要です。
「楽しみじゃない」と言われると、親としてはつい『大丈夫だよ!きっと楽しいよ』と前向きになれそうな言葉をかけたくなります。が、これはNGです!
ここで必要なのは【共感】です。
『そっか。ドキドキしちゃうよね』
『新しいクラスって不安だよね。ママもそうだったな』
というように、子どもの不安な気持ちに寄り添ってあげましょう!
まとめ
ママパパに寄り添ってもらえるだけで、子どもは安心できます。安心できて初めて新年度に向けて期待が持てるようになります。
しかし、4月ごろまでわがままや登園しぶりが続くことも少なくありません。
でも大丈夫!これも新しい環境への不安からくるものです。新しい教室や先生、友達の様子がわかってくると、次第に治まっていきます!
何度も言いますが、その日まで親がするべきことは【共感すること】です!
このほかにも子育てに役立つ情報を投稿しています!最後までお読みいただきありがとうございました。