【海のレジャー】絶対NG!もと海上保安官が教える「夏の海」で気をつけること3選
もと海上保安官で2児の母、川崎みさです。
皆さんは「夏の海」が好きですか?家族で海に遊びに行く機会が増える季節になりましたが、夏の海では思わぬトラブルが起こることも。そこで本記事では、もと海上保安官の目線で「夏の海」で気を付けて欲しい3つのことをご紹介します。
1.熱中症に気をつける
帽子をかぶる
こまめに休憩を取る
水分をしっかり取る
海のレジャーでは「水辺だから」と油断せず、熱中症の対策を。休憩中は、テントなどの日陰で休むのがベストですが、持っていない方は「雨傘」でもOK!とにかく「日陰」で休むことが大切です。海水浴中は帽子も必須。子どもの海水浴用の帽子がない場合は学校や保育園で使っている赤白帽でもいいので頭に直接、陽が当たらないようにしてくださいね。
2.連絡手段を確保する
スマホをフル充電しておく
極力ひとりで海に行かない
「子どもが沖に流された」「体調が悪くなった」などの緊急時のために、必ず連絡手段は確保しておきましょう。もし、ひとりで海に行く際は家族や友人に「14時から17時まで〇〇海水浴場に行く」など、必ず予定と行き先を伝えてください。予定時刻を過ぎても戻らなければ、連絡を受けていた方がいち早く通報できますし、広い範囲を手あたりしだいに調べるよりは、おおよその捜索海域が分かっている方が、要救助者の早期発見にも繋がります。
3.天候をチェックして出かける
行き先の天候を必ずチェック
熱中症警戒アラートのチェック
「いま晴れているから大丈夫」ではなく、必ず行き先周辺の天候をチェックしておきましょう。また、天気は良くても風が強い日などは要注意!風で飛ばされたテントでケガをしたり、思いがけず強い波に攫われる危険性があります。「浅瀬で遊ぶだけ」と油断せず、晴れていても風が強い日には海水浴は避けてください。
また、「熱中症警戒アラート」のチェックも忘れずに。昔と違って、昨今の夏場は命が危険になるほど気温が上がる日もあります。「短時間しか遊ばないから」と軽く考えず、熱中症警戒アラートが出た日は、室内レジャーなどに予定を変更してください。
絶対NG!もと海上保安官が教える「夏の海」で気をつけること3選
熱中症に気をつける
連絡手段を確保する
天候をチェックして出かける
皆さんの夏が「楽しかったね」で、終われるようにと心から願っています!