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【河内長野市】ソメイヨシノの花見ラストチャンス!河内長野清見台の散り始めの桜吹雪の中で食べた桜餅

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野の桜の見どころとして、千代田の貴望ヶ丘交差点近く天野山金剛寺を紹介しました。他にも河内長野駅前にある長野公園(奥河内さくら公園)など見どころスポットは数多くありますが、すべてを紹介することはできません。

ところが先日、「もっと素敵な桜のスポットがあるんだぜ」という情報を教えてくれる人がいました。それは南海三日市町駅の東側にある住宅地、清見台(きよみだい)の桜とのことです。確かに口コミも多数ありました。

もう散っているかな?とも思いましたが、やっぱりひとめ見ておこう。ということで、現地に行ってきました。

その場所を詳しく調べると、どうやら清見台第三・四緑地だとわかりました。ここは清見台でも、もっとも南側で、石見川の流れる谷を挟んで美加の台に接しているところ。谷に向かって道路が下っているところにふたつの緑地があり、そこの桜が美しいのだそうです。

公共交通を使う場合は南海三日市町駅から清見台を巡回するバスに乗ります。近隣センター前バス停で下車するのが便利ですが、このバス停がふたつあって少し離れているので注意が必要。トイレがある清見台第5公園から南南西に歩くと、ふたつの緑地に出られます。

清見台第三緑地に到着しました。ところで、ここ数日、河内長野の桜も散りはじめましたね。

この取材は昨日金曜日現在のものです。かろうじて咲いている木があるので、この土日がソメイヨシノの花見のラストチャンスだと思います。

清見台第三緑地から第四緑地までは階段があります。

道路沿いに続く緑地に咲く桜並木、ピークは過ぎましたが、まだ美しさを保っています。

金曜日は雲ひとつない天気だったのも幸いしました。

第三緑地は上側ですが、道路の下側は第四緑地が続いています。この先に石見川の谷があり、その先には美加の台への高台が見えています。

第三緑地は立ち入りができないようで、歩いて桜を愛でる感じでしたが、第四緑地は細い道がありより近くまで行けるようです。

こちらはまるでピンクの道になっています。桜の花がどんどん散っていたことによる状況。満開の時には見られない光景です。

第四緑地から第三緑地側を眺めました。この辺りで座れるところがあったので少し休憩。

ひそかに桜餅を買ってきていました。桜並木を見ながら食べる桜餅も風情があり、また美味しくいただきました。もちろんゴミはすべて持ち帰っています。

トイレの場所が書いてある図を発見。ひとつはバス停の近くにあった清見台第五公園で、もうひとつは谷を越えたさきにある、美加の台第一公園とのこと。

どちらの公園のトイレを使っても良いですが、桜を見る前にトイレを済ませると安心です。

天気予報では今日明日の土日は晴れるそうですから、ソメイヨシノの花見ラストチャンスに、清見台のふたつの緑地に行ってみてもよさそうです。

さて、同じ清見台でもうひとつ紹介するところがあります。

この週末がすぎると清見台の桜の花は散ってしまい、お花見が終わりかと思われますが、そんなことはありません。同じ日にこれから花が開こうとしている桜を見つけました。

それは川上小学校から立清見台地域福祉センター・くすのかホールにかけての並木道。

場所を表した地図です。公共交通で行くなら南海美加の台駅から清見台を巡回するバスに乗り、川上小学校前バス停で下車してください。

一見すると枯れ木のように見えますがよく見るとつぼみが膨らんでいました。

拡大するとソメイヨシノと比べて非常に赤身の強い、ピンクのつぼみが開こうとしていました。

遅咲きの八重桜です。特に種類が書いていなかったので正確にはわかりません。ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)、カンザン (関山)、フゲンゾウ(普賢象)など、八重桜にもいろいろな種類があるようですね。

すでに花開いている枝もチラホラ見つかりました。ソメイヨシノと比べて大輪の八重桜の花見は来週以降が見頃です。

ということで清見台の桜を見てきました。残念ながらソメイヨシノはこの週末土日がラストチャンス。その代わり八重桜が咲き始めていました。桜の花見そのものは、まだまだ楽しめそうです。

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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