【観葉植物】【旅行対策4】ビカクシダは長期不在時にどうしてる?
早速ですが問題です。
下の写真はわが家の一番大きな苔玉仕立てのビカクシダで、週に1度お風呂場でシャワーで水やりをしています。
2週間の旅行に行こうと思うのですが、どうすれば良いでしょうか?
底面給水が出来そうだけど、このサイズの水を溜められるモノが無い…
お風呂場ならいけそうかな?
でも2週間お風呂を水浸しにするのは、カビが生えたりしそう…
色々と試行錯誤した結果、保水剤を使用して吊るしたまま自動給水する方法を考えました。
用意するモノ
- 植物用の保水剤(高分子吸水ポリマー)
- 排水溝用のストッキング
今回使用した保水剤は「高分子吸水ポリマー」と呼ばれるものです。オムツ等にも使われていて本来は土に混ぜて保水力を高めるモノですが、今回はそのまま使用します。
使用方法
水を溜められるコップ等の容器に水を入れて、少しずつ保水剤を入れます。
保水剤は水を吸収して百倍以上に膨らむので加減して入れて下さいね!
水を含んだ保水剤はゲル状になり水を閉じ込めるので、コップを傾けても水が溢れません。水が溢れなくなるまで少しずつ保水剤を追加していきます。
ゲル状になった保水剤を排水溝用のストッキングに入れて口を結びます。
出来上がった保水剤をビカクシダ置いてあげます。この時出来るだけ苔玉や枯れた貯水葉に触れるように保水剤を置いてあげて下さいね。
苔玉に触れる事が出来ない場合は、枯れた貯水葉の間に挟んであげるのも良いでしょう。
これで準備は完了です!
苔玉や貯水葉が乾燥すると保水剤からゆっくりと水が染み込んで行き、普段より乾燥を遅らせる事が出来ます。
注意点
普段より乾燥するのに時間かかるようになるので、蒸れや根腐れをおこすリスクが高まります。あくまでイレギュラーな処置として旅行時のみ使用するのをオススメします。
旅行から帰ったらすぐに保水剤を取り外してあげて、しっかり乾燥してから普段の水やりに戻りましょう!
取り外した保水剤は乾燥させて保管しておけば繰り返し使えます。何回も使用すると劣化して水を吸収しなくなるので、その際は燃えるゴミとして処分して下さい。
実際にわが家のビカクシダで2週間試しましたが、特に問題はありませんでした。
ビカクシダの自動給水方法のひとつとして検討して頂けたらと思います。
それではステキなインドアグリーンライフを!!