【京都市西京区】吉兆 渡月亭 たん熊 鳥米 若鮎まつりで有名料亭店主らが集結し焼き鮎振る舞い長蛇の列
嵐山を流れる桂川の鮎漁解禁に合わせて毎年行われていましたが、コロナ禍で中止となっていた「嵐山若鮎祭」が嵐山保勝会の主催で、2024年6月15日と16日の両日に4年ぶりに開催されています。
会場となった「嵐山公園中之島地区」では、渡月橋の後ろに青空と新緑が見事に映える風光明媚を背景に焼き鮎の振る舞いが行われ(嵐山環境保全のための寄付をした人への1日400食限定試食)、15日のイベント開始直後から長蛇の列となりました。
炭火の上にずらりと並んだ鮎を自ら焼き振舞っていたのは、渡月亭、鳥米、たん熊本店、吉兆など嵐山地域の有名料亭や旅館の店主らで、なんとも豪華な光景となっていました。
参加した推定1000人を超える人たち。かき氷やスイーツ、こなもんなど様々な露店も出される中で、なかでも子どもたちを連れた家族らが休日を楽しんでいました。
京の川の恵みを活かす会や京都生物多様性センターなどの協力もあり、桂川の水生生物の展示や鮎のつかみ取り体験などのキッズイベントもあり、子どもたちも大喜びで会の人たちの話に熱心に聞き入ったり、「きゃっきゃっ」と一緒に飛び跳ねながら必死に鮎を追いかける姿も見られました。
嵐山保勝会 嵐山商店街の石川恵介会長に伺うと、「嵐山保勝会では、嵐山に大勢の観光の人たちが訪れるのは、この風光明媚な自然環境があってこそ、長年に渡り環境保全や伝統の継承に取り組んできました。趣旨に賛同し豪華なメンバーが駆けつけてくださいました」と話します。
桂川、渡月橋より上流は大堰川と呼ばれる地域では、この6月15日に鮎漁が解禁となり、特に上流では極上の鮎が釣れることで知られます。7月1日からは鵜飼漁も始まり、屋形船での見学ツアーなども開催されます。
ぜひ、お立ち寄りください!
嵐山保勝会(外部リンク)京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町40
嵐山公園中之島地区 京都市右京区嵯峨中ノ島町