Yahoo!ニュース

【皮なしはダメ!】ハズレのとうもろこしを買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授

青髪のテツ野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

本格的に暑い日が続いていますね。まだまだ夏野菜を食べたいという方も多いのではないでしょうか。

夏野菜の中でも大人気なとうもろこし。鮮度劣化が早い野菜なので、売り場に並んでいるものの中でも鮮度の良いとうもろこしと悪いものが混ざっていることがよくあります。

どうせなら鮮度抜群でおいしいとうもろこしを選びたいですよね。

そこで今回は「おいしいとうもろこしの選び方」を紹介していきます。

鮮度の良いとうもろこしの選び方

鮮度がよくおいしいとうもろこしは、4つのポイントで選びましょう。

・皮付きを選ぶ

・ヒゲが多く茶色い

・皮が鮮やかな緑色

・先端までふっくらしている

1つずつ簡単に説明していきます。

皮付きを選ぶ

とうもろこしを選ぶ際の大前提ですが、同じお店で皮無しと皮付きが一緒に販売されている場合は必ず皮付きを選びましょう。

皮がとうもろこしの水分を乾燥から守ってくれているので、皮を剥くと一気に鮮度劣化が進んでしまいます。

また後で紹介する、レンジを使った簡単でおいしいとうもろこしの食べ方をする際も皮付きの方が調理しやすいので、とうもろこしは絶対に皮付きを選んでください。

ヒゲに注目

次にとうもろこしの「ひげの状態」に注目しましょう。

有名な話ですが、ひげの数と実の数は一緒なので、ひげが多くふさふさしているものを選びましょう。

またひげが茶色くなっているものは実が完熟しているおいしいとうもろこしの証拠です。

ひげの量が多く、茶色く褐色しているとうもろこしを選びましょう。

皮に注目

次に、とうもろこしの「皮の色」に注目しましょう。

皮が茶色く変色しているものは、鮮度が落ちてきている証拠なので避けましょう。

とうもろこしの鮮度が落ちて皮が枯れたり変色してくると、皮を剥いでラップをして誤魔化そうとするお店もあります。

とうもろこしは皮がついていて、皮の色は淡い緑か鮮やかな緑色のものを選びましょう。

先端の形に注目

最後に「先端の太さ」をチェックしましょう。

とうもろこしは、鮮度が落ちてくると先端の実がしぼんでくるので、先端までふっくらしているとうもろこしを選ぶと良いですよ。

もし裸売りで皮の中をチェックすることができそうなら遠慮せずに皮を少し剥いて中を覗いてみてもOKです。

少しめくり先端の状態を見て先端までしっかり実が詰まっていれば大丈夫です。

ちなみに一部分を剥くのはOKですが、すべて剥いて買わずに置いて帰るのはマナー違反です。

※売り場に注意書きがある場合は、お店のルールに従ってくださいね。

とうもろこしを簡単においしく食べる方法

とうもろこしはお鍋でお湯を沸かして茹でる必要はなく、レンジで加熱するだけで調理が完了します。

しかも、レンジで加熱した方が栄養が多く摂取でき甘くなるんです。

「でもレンジで調理したとうもろこしってまずいんじゃ...?」と疑問に思う方も多いと思います。でもレンジで調理したとうもろこしがまずくなる理由は調理方法を間違えているからなんです。

レンジを使ったとうもろこしの調理方法を詳しく知りたい方は「とうもろこしをレンジでおいしく調理する方法」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。

とうもろこしの選び方まとめ

今回は「鮮度の良いとうもろこしの選び方」を紹介しました。

ぜひ今回の記事を参考にしてとうもろこしをたくさん食べて頂けると嬉しいです。

他にも「とうもろこしを圧倒的に長持ちさせる裏技」という記事も買いているので、気になる方はそちらも読んでみてくださいね。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

青髪のテツの最近の記事