夏の釣りが難しい理由と、釣れない時に見直したい5つのポイント
釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
多くの地域で梅雨が明け、暑さが厳しい季節になってきましたね。
暑くなるまでは順調に釣れていた魚たちも、季節が進むにつれて釣れなくなってくるのがこれからの季節。
という訳で今回は、夏の釣りが難しい理由と、釣れない時に見直したい5つのポイントについて紹介します!
難しい理由① 水温の高さ
夏の釣りが難しい理由の一つが「水温の高さ」です。
当たり前のことかもしれませんが、水温が高すぎると魚も人間と同様に夏バテするのか食いが悪くなったり、活性が下がったりします。
魚には適水温というものがあり、適水温では活発にエサを探し回って捕食するのですが、極端に暑い時や寒い時には活性が下がりエサの食いつきも悪くなります。
なので春の釣りで釣れていた時と同じやり方をしていたのでは、魚は釣れにくくなってしまいます。
難しい理由その② 水中の酸素量の減少
夏場の釣りが難しくなる理由の二つ目は「水中の酸素量の減少」です。
魚の活性は水中の酸素量にも左右され、水中に含まれる酸素が方が積極的にエサを捕食しやすいと言われています。
ですが水温が上がるほど水の中に酸素が溶け込みにくくなってしまうので、夏場は水中の酸素量が減少してしまうので、どうしても魚が釣れにくくなってしまいます。
釣れない夏に魚を釣るためには?
では夏場は釣りのオフシーズンにした方がいいかと聞かれると、全くそんなことはありません。
夏の釣りで気を付けるべきポイントを意識すれば、魚が釣れる確率を高めることができます。
基本的な考え方としては上で紹介した「水温の高さ」と「水中の酸素量」をベースに、水温が低く、水中の酸素量が多いような状況で釣りができるように意識することが大切です。
上記を踏まえて、夏場に魚を釣るために見直したいポイントを紹介していきます。
ポイントその① 時間帯
まず一つ目に意識して欲しいのが時間帯です。
夏場の釣りは先ほども説明した通りとにかく水温が上がりやすいので、少しでも水温が低い時間帯を狙うことが大切です。
なので真夏の日中を狙って釣りをするよりも、朝4時~8時頃の朝マヅメと、17時以降の夕マヅメや夜など、水温が下がりやすい時間帯を狙うと魚が釣れやすくなります。
釣りを始めたての方はついつい人間の都合で釣りをしてしまいがちなのですが、魚のスケジュールに合わせないとプロの人でも難しいので、魚のスケジュールに合わせて釣りをすることが大切です。
ポイントその② 潮選び
2つ目に意識すべきポイントは潮の動く時間帯に釣りをすることです。
潮が動く時は水と水がぶつかり合うので、水中に溶け込む酸素量が増加して魚の活性が上がりやすいです。
また潮が動くことで水中のプラントンや小魚が流れに運ばれるため、それらを捕食する魚も積極的にエサを探し回るようになります。
夏場の潮止まりは水温も高く水中の酸素量が少ないため釣るのが本当に難しいですが、逆に潮が動くタイミングは魚も必死になってエサを探すのでチャンスタイムです。
ポイントその③ 場所選び
夏場の釣りのポイント3つ目は場所選びです。
この時期は水温が上がりやすいということで、場所選びも周りより少しでも水温が低くなるポイントを選ぶことが大切です。
水がとどまっている閉鎖的な場所よりも、潮通しの良い場所の方が水温が低いことが多いので、河川や外洋に面した海などで釣りをすると良いでしょう。
また河川の釣りで狙ってほしいのが堰や流れ込みです。
堰や流れ込みは水温が下がりやすく、また水中の酸素が豊富なので魚が釣れやすくなる条件がそろった一級ポイントです!
ポイントその④ 天気
ポイントの4つ目は天気選びです。
天気によっても当然、水温が高い低いが変わってきて、曇りの日や雨の日の方が晴れの日よりも水温が低くなりやすいです。
暑い日が続いている中、雨などの影響で水温が下がると魚は活性が上がりやすくなるので、もし釣行日が選べるのであれば快晴の日よりも雨や曇りの日を狙って釣りをすると良いでしょう。
ポイントその⑤ 魚種選び
5つ目のポイントが魚種選びです。
魚には適水温があると説明しましたが、その適水温は業種によっても異なります。
なので少しでも暑さに強い種類の魚を狙うことで、難しい夏でも魚が釣れる確率を高めることができます。
夏場に狙いやすい魚としてはクロダイやタコ、アジ、サバ、イワシ、タチウオ、青物、アナゴ、マゴチ、ブラックバスあたりが狙いやすいので、自分の通えるポイントで釣れるターゲットを狙ってみてください。
今回は夏場の釣りが難しい理由と、見直すべきポイントについて紹介しました!
魚にとっても厳し暑さとなる夏ですが、少しでも魚にとって快適な環境で釣りをすることで釣れる確率を高めることができるので、釣れずに困っている方はぜひ参考にしてみてください。
他にも釣りに役立つ情報を紹介しているので、興味がある方はぜひご覧ください。
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