北海道日本ハムを除く「各球団のシーズン初本塁打」。3年続けて同じ選手が最初に打っている球団も
開幕から5試合を終えて、北海道日本ハムファイターズのホームランは0本だ。それ以外の11球団は、2試合目までにシーズン最初のホームランが出ている。各球団で最初と2本目のホームランをそれぞれ打った選手は、以下のとおりだ。
辰己涼介(東北楽天ゴールデンイーグルス)のホームランは、NPB全体のシーズン1号。これについては「開幕戦で先頭打者本塁打が出たチームの勝敗は…。過去には「先制点ではなかった先頭打者弾」も」で書いた。
ジェリー・サンズ(阪神タイガース)と森友哉(埼玉西武ライオンズ)は、球団シーズン1号に続き、2号も記録した。開幕戦で2本塁打のサンズは、3試合目にもホームランを打ち、現時点で両リーグ最多の3本。同じく、8打点も最も多い。阪神が完封負けを喫した4試合目(3月30日)を除き、5試合中4試合で打点を挙げている。
ダヤン・ビシエド(中日ドラゴンズ)の球団シーズン1号は、今シーズンで3年連続となった。2019年は3試合目、2020年は開幕戦に打ち、どちらもチームメイトに先駆けた。来日1年目の2016年にも、ビシエドは開幕戦にホームランを記録している(メジャーリーグでもマイナーリーグでも、開幕戦のホームランはなかった)。こちらも球団最初だったので、中日のシーズン1号は、ここ6年のうち4年がビシエドだ。ちなみに、今シーズンの中日は、2本目のホームランがまだ出ていない。2019年の球団2本目は、6試合目に福田永将が記録した。2020年の球団2号は、3試合目に京田陽太が打った。
なお、北海道日本ハムのシーズン1号も、過去2年続けて中田翔が記録している。今シーズン、ビシエドと同じく3年連続とする可能性は、まだあるということだ。2019年は開幕戦、2020年は3試合目にホームランを打った。
昨シーズンの各球団1号と最後のホームランについては、こちらでそれぞれ書いた。