各球団で昨シーズン最後にホームランを打ったのは…。12人中3人は最初と最後。1人は退団、1人は移籍
昨シーズン、各球団で最後にホームランを打ったのは、以下の12人だ。
ポストシーズンも含めると、福岡ソフトバンクホークスの最後は甲斐拓也(日本シリーズ第4戦)だ。同様に、読売ジャイアンツはゼラス・ウィーラー(日本シリーズ第2戦)、千葉ロッテマリーンズは安田尚憲(クライマックス・シリーズ第1戦)となる。読売と千葉ロッテの選手がポストシーズンで打ったホームランは、他にはなかった。
球団最後のホームランを打った選手のうち、横浜DeNAベイスターズのホセ・ロペス、福岡ソフトバンクの柳田悠岐、埼玉西武ライオンズの外崎修汰は、昨シーズン、球団最初のホームランも記録した。
ロペスは退団し、現時点では、メジャーリーグを含むどの球団とも契約していない。現在の年齢は37歳。11月4日のホームランが、キャリア最後の1本となるかもしれない。ロペスの通算本塁打は、メジャーリーグで92本、日本プロ野球で198本だ。
球団から去ったのは、ロペスだけではない。東京ヤクルトスワローズで最後にホームランを打った廣岡大志は、田口麗斗と交換に読売へ移籍した。こちらは、3月4日のオープン戦で、それまでチームメイトだった石山泰稚からホームランを打った。読売と東京ヤクルトは、開幕3カード目の4月2日~4日に顔を合わせる。
11月10日に廣岡が打ったホームランは、両リーグ最後でもある。広島東洋カープの松山竜平も、同じ試合でホームランを記録したが、松山は3回表、廣岡は8回裏だ。
パ・リーグでは、11月9日に3人が球団最後のホームランを打っている。千葉ロッテの井上晴哉と北海道日本ハムファイターズの大田泰示は、同じ試合の1回裏と9回表。福岡ソフトバンクの柳田は、別の試合の3回裏だ。どちらの試合も18時に始まっているので、パ・リーグ最後のホームランを打った選手は、太田だと思われる。
球団最初のホームランについては、昨シーズンの序盤に、こちらで書いた。