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オズーナが34本目のホームランを打ち、リーグ1位の大谷と並ぶ。【追記】追いつかれた大谷は…

宇根夏樹ベースボール・ライター
マット・トゥイアソソポ(左)とマーセル・オズーナ Aug 9, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 8月9日、マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)は、1回表にホームランを打った。

 シーズン34本目のホームランだ。これにより、オズーナは、ナ・リーグ本塁打トップの大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)に並んだ。

 20本塁打に到達したのは、オズーナが先だった。だが、6月18日に大谷が20本目のホームランを打って追いつき、その2日後に21本塁打として、オズーナをリード。以降は、大谷が1位、オズーナは2位に位置していた。

 7月2日の時点では、27本塁打と21本塁打(翌日と翌々日も同じ)。その差は、6本に開いていた。そこから、オズーナは、何度か1本差まで迫ったものの、大谷に追いつけずにいた。

 8月9日が終わった時点で、オズーナと大谷の2人がトップに並んでいるかどうかは、まだわからない。これを書いている時点で、ブレーブスは試合中だ。ドジャースの試合は、これから始まる。可能性としては、大谷とオズーナがともにトップ、大谷が1位でオズーナは2位、オズーナが1位で大谷は2位、これらのいずれもあり得る。

 大谷とオズーナに次ぐ、ナ・リーグ3位のケテル・マーテイ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)は、ここまで29本塁打なので、8月9日の――こちらもまだ始まっていない――で5本のホームランを打たない限り、今日、大谷とオズーナに並ぶことはない。1試合に1選手が打ったホームランの最多記録は、4本だ。

 後半に入ってから、オズーナは、8月9日を含め、20試合で8本のホームランを打っている。一方、大谷は、前日までの18試合で5本塁打だ。マーテイは、19試合で10本塁打を記録している。

 8月9日は、ブレーブスが115試合目、ドジャースが116試合目、ダイヤモンドバックスは117試合目だ。

【追記:8/10】

 8月9日、大谷は、35本目のホームランを打った。この時点で、ドジャース、ブレーブス、ダイヤモンドバックスのいずれも、試合は終わっていない。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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