「みかん」を3週間長持ちさせる!たった5分でできる保存テクを八百屋が伝授!
八百屋歴10年の青髪のテツです。
10月も後半になり、早生みかんやりんご、梨など秋の果物の売り場面積が広がってきましたね。
そんな中でも特に人気があるのは早生みかんです。みかんって出始めから初春の終わり際までずっと売れ続けます。手で皮がむけるので、包丁いらずで手軽に食べられるのが人気の理由なのかもしれませんね。
そんな早生みかんですが、以前お客さんから「みかんを保存してたらいつの間にかカビが生えて捨てちゃったのよ」という話を聞きました。
早生みかんは傷みにくいので、正しく保存すれば3週間は長持ちするんです。
そこで今回は「みかんが長持ちする保存方法」を紹介していきます。
みかんを常温で保存する方法
冬は常温保存が可能です。早生みかんを常温で保存する方法を紹介します。
1.通気性の良いかごにペーパータオルをしく
2.ヘタを下に向けたみかんを敷き詰める
3.並べたみかんの上にペーパタオルを敷く
4.みかんがまだあるならさらに重ねる(2段まで)
みかんの最適保存温度は5〜10度と言われています。気温が低い冬は、玄関などの暖房がきいていない場所で常温保存が可能です。
この方法で常温保存したみかんはおよそ3週間もちます。ただし、元のみかんの状態次第なので、なるべく早めに食べ切りましょう。
みかんを冷蔵で保存する方法
冬以外の季節のみかんは、野菜室で保存しましょう。
みかんを冷蔵保存する際の手順を紹介します。
1.みかんを1つずつペーパーでつつむ
2.数個まとめて保存袋に入れる
3.冷蔵庫の野菜室で保存
ポイントは保存温度と乾燥予防です。冷蔵庫内でみかんの最適温度に合う場所は野菜室なので、冷蔵室に入れないように気をつけましょう。冷蔵室だとみかんにとって寒すぎるんです。
また、冷蔵庫内はとても乾燥しているので、乾燥対策のためにペーパーでつつみ、保存袋に入れてあげましょう。そうすることで水分が飛ばないので、適度な水分を保つことができます。
この方法で冷蔵保存したみかんの保存期間はおよそ2週間です。低温を好むカビもいるので、冷蔵庫の中に入れたからといって安心せずに早めに食べ切りましょう。
みかんの保存方法まとめ
今回はみかんを長持ちさせる保存方法を紹介しました。
ぜひ今回の方法を使って、購入したみかんを最後までおいしく食べて頂けると嬉しいです。
他にも「農家直送で新鮮でおいしいシャインマスカットを取り寄せる方法」という記事や「バナナを長持ちさせる保存方法」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてください。